検索条件なし

令和6年 外環道路特別委員会

8月26日(月曜日)

令和6年 外環道路特別委員会
  • 日程
  • マッチ
    発言
  • 発言
  • マッチ
    箇所

0箇所マッチ

川名ゆうじ
川名ゆうじ
立憲民主ネット現職

映像ID: 2772

20957【川名委員】  先ほど浜田委員から地下の空洞のことがあったのですけれども、要は1.5メートルまでは技術的に可能だけれども、それより深いとかなり難しいというお話があったのですが、これは事業者が今後調査をするということなのか、それとも事故が起きないと誰も調査をしないのかという、そこがよく見えなかったのですが、現状でどうなっているか、お分かりになる範囲で説明していただけますか。
 要は調布のときも、陥没してからいろいろ調査をして、センサーの穴を開けていって、その結果いろいろ空洞が出てきたというのが分かりました。要は、技術的にかなり高度なことだろうし、お金もかかる。そうしないと地下の空洞というのは分からないと思うのですが、そういう調査をするのかしないのか、やはり安心を保つためにはそういう調査も必要かと思っているのですが、ちょっと今の御説明だとその辺まで事業者と意見交換しているのかよく分からなかったので、その点について御説明をお願いします。
 もう1点は先ほどの経過報告の中で、切り羽に使っている添加材というのですが、その材料のことについて、界面活性剤を使っているという御説明がありました。界面活性剤といっても実は種類がかなりたくさんあって、何を使っているかによって影響が変わってきます。トンネルの技術指針なんかを見ていくと、生分解をする、要は環境負荷の少ないものを使いなさいということにはなっているのですが、当然そういうものを使っていると思うのですけれども、そういう確認ができているのかどうか。要は、自然界に出ても影響が少ないものなのかどうかということを確認させていただきたいと思います。
 もう一つは、やはりそういう技術指針の検討会議を見ていくと、条件によっては濃度の高いものが出てしまう可能性があると。そうした場合に対してはやはり自然への影響が出てしまうということが書いてあるのです。例えば河川なんかに出る場合には影響があるのですが、流れてしまうのですけれども、逆にこれは地下水への影響がどうなるかというのが、いろいろ調べても見えてこないのです。
 地下水がどう流れているかよく分からないのですけれども、その辺も含めて、今まで地下水に対する影響もこの委員会でもいろいろ皆さんが懸念しているのですが、界面活性剤の濃度が高いものが出た場合、地下水への影響はどうなっていくのか。そう簡単には分からないと思うのですけれども、現状でもし分かっている点、あるいは情報があるようでしたら、報告をお願いしたいと思います。