19849【宮代委員】 ありがとうございます。すみません、私が逆に想像していたよりは結構な数を見つけていて、対応しているという御説明だったというふうに理解しました。この陳情していただいている方って、何か多分市民の多くの人たちが感じる可能性のあることの指摘だと思います。というのは、起こってしまっているので。特に原因不明のものが起こっているという現実を聞くと、またあるのではないのかというふうに感じてしまうのは、それはもう心理としては当然のことで、ではそれに対してどう説明しようかと。
今やっていることはどれぐらい有効なのか。まずどれぐらいのリスクがあると認識しているのか、そして今やっていることはどれぐらい有効なのかということを、説明し続けることが重要だと思います。そして先ほど課長が御説明いただいたとおり、データを継続して取り続けていく。それでその時間の変化とともにデータが変化しているということを示すことによって、その推測の信頼度が上がっていくというのは間違いないことだと思うので、ぜひ続けていくことは大事だと思います。
その中で最後の質問です。この陳情者の方がおっしゃっている、1.5メートルをさらに深くするということを提案されています。それから頻度をもう少し上げる。ちょっとこの頻度については数字がないので、5年に1回でいいのかという言い方をされているのだけど、これを深くしたり、頻度を上げたりすることは、まずできるのかどうか。それをやることによって、費用としてどれぐらいを見込んでいく。億単位なのか、何千万単位なのかと、そういう意味でのオーダーとしてどれぐらいの費用が必要になってきて、それに対してコストパフォーマンスとして、やることにどれぐらい意義があるというふうに考えるのか。
これは最終的にはもう比較論でしかないので、この陳情を我々が採択して、ぜひやりましょうと言うべきなのかどうかについての御見解を、私たちに、今分かっている範囲で知見を与えていただきたいと思います。