19941【落合委員】 ありがとうございます。恐らく課長のおっしゃるとおりなのかなと思います。スピードがそんなに出ていなければ、基本的によけることは可能なのかなと。それによって事故を回避するというのは当然あり得るのだろうなとは思います。ただ、率直にそう思ったのは、消防庁のほうで、数は確かに少ないのだけれども、しっかり取り上げて、その上で、歩きスマホはやめましょうねというような啓発につなげているというところはやはり違うなとは思ったのです。それは一つの対策として、それは消防庁の話かもしれないけれども、一つの事例として提示させていただきました。
これまでの経過から見ると、例えばそもそも携帯を使って運転すること自体に、いわゆる規制なんて全然なかったのが、携帯電話を使いながら、まず自動車の運転をしながら、それが事故につながるということが社会問題化されてきて、それが今度、自転車にも波及してというような大きな流れがあったのかなと。そのような流れから考えていたときに、やはり事故を防止するためには何らかの規制というのは必要なのだろうなと思うのです。ただ、仮に、規制をかけるという方向性だとしたら、これは条例化とかそういった部分も視野に入れておかないと、そもそもの根拠がなくなってしまうのかなとは思うのです。条例をつくったから、では、何でもかんでも規制できるかというわけではないかもしれませんけれども、ただ、一つの考え方としては、そういった部分というのは、陳情の中では何らかの規制を望みますということも触れられているので、仮に規制を行うとしたら、これは条例化という部分がやはり、先ほどの啓発だったら、条例は必須ではないだろうという話でしたけど、逆に、規制をかけていくような話ということになると、それはやはり条例化を視野に入れた対策ということが必要になるのかなと思うのですけど、その辺の考えというのはどうでしょうか。