20278【深田委員】 策定委員会におけるかなり踏み込んだ、しかも時間もかなりかけての内容の高い意見交換の場となっておられるようです。長計マターとして計画に盛り込むかどうかということは、今回、委員長判断で至らなかったというふうに読み込めますけれども、今回、こうした言わばイレギュラーな形で市民の方の、当事者の方の意見を聴く場ということが必要であるという判断に行政側が至り、25日に意見交換の場となるというのは好ましいことだと思います。
一方で、そういう必要性が発生する条例の立てつけであるというふうにも言えるのではないかと思います。今回のこの事案は、当初の計画に加えて、さらに南側に用地を買った結果、既存の住民の方々の住宅環境、居住環境が著しく損なわれるという事態になったわけです。これが予見できなかったのかどうかということです。やはりかねてより、もう何十年も前からここでお暮らしになっている方々の生活に大きな影響が出るということについて、まちづくり条例の手続、申請の中で、景観協議などでは議論が全くなかったということなのでしょうか。また、そのことについて、恐らく争点となるだろうということを予見されていなかったのでしょうか。ちょっとここは出発点になると思いますので、お聞かせいただければと思います。