16635【高丸統括指導主事】 具体的には、先ほどからお話に出ていますが、学習指導要領に明確に位置づけられているものもしっかりございますので、それはしっかりとやっているところでございます。具体の例でいきますと、先ほど話が少しありましたけれども、体育の保健領域、小学校4年生で体の発育や発達ということを取り扱ったりですとか、また、異性への関心というようなことも扱ったりもします。また、第6学年では、病気の予防というところで感染症の予防といったことを取り上げたりもしますし、また、ネットトラブルに巻き込まれないようにすると、そういったことも取り扱ったりもしております。そして中学生に至りますと、心身の機能の発達と心の健康というところで、生殖に関わる機能の成熟というところについて第1学年で取り上げたりですとか、また、第3学年では、エイズ及び性感染症の予防、そういった内容を学習指導要領に基づいて取り扱っているところでございます。今申し上げましたところは保健体育の保健分野等での話ではございますけれども、各教科の中でも行っているものもございます。先ほどお話しさせていただきましたが、根本としては生命の貴さというところがございますので、これは道徳の授業の中で扱ったりもしますし、また、宿泊学習等の際、そういった心身ともに健全で安全な生活態度の形成ということを指導すると、そういったこともございます。また、「生命の安全教育」というところのお話を出させていただいておりますけども、こちらにつきましては、具体的には、例えば、水着で隠れる部分は自分だけの大切なところであるとか、相手の大切なところを見たり触ったりしない、また、SNSを使うときに気をつけることなどが具体的な指導事例として挙がっております。例えば、先ほどの水着で隠れるところは大切なところであるということは、実際の水泳指導の際に授業の中で扱ったりですとか、SNSに関連しては情報モラルの育成というところで行ったりしてきております。こちらはこれまでもやってきているのですけれども、先ほど少しお話にありましたけれども、やはり明確に位置づけて、しっかりと推進をしていくというところを明らかにするために、今回、学習者用コンピュータ通信でも書かせていただきましたが、人権教育、道徳教育の、まず充実というところ、そして情報モラルの育成、そして「生命の安全教育」を行っていくと明確に書かせていただいたというところがここまでの本市の取組というところでございます。
以上です。