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令和6年 文教委員会

3月5日(火曜日)

令和6年 文教委員会
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菅源太郎
菅源太郎
立憲民主ネット現職

映像ID: 2671

16636【菅委員】  ありがとうございました。やっているということですので、繰り返しで恐縮なのですが、現場の創意工夫はぜひ尊重したいし、ただ、この課題はほかの教科の課題と違って現場が二の足を踏むことが、それはよい悪いというより、そういう現実が起きやすい、要するに取扱いの難しい課題だと私は思うので、もう少しだけ伺いますと、都教委の「性教育の手引」を見ますと、性教育(中学校)の実施状況調査結果というのが、都教委のほうでされた調査があります。それを見ると、校長先生に対する調査ですけれども、やはりなかなかその取組、学校だけで取り組む、あるいは教職員だけで取り組むことにすごく、ちゅうちょと言ってはなんですけれども、それだけでは十分でないと思っている意識も私はここからかいま見えまして、そういう中で、特に外部講師を呼んで性教育をすることを希望されている先生がたくさんこの都教委の調査ではありました。これは平成30年の調査ですが、624校の都立の全公立中学校の校長先生のお答えですが、特に、性に関する授業は医師等の外部講師を活用することが効果的であるという、この問いに対して、89%の校長先生がそのように答えていて、さらに、派遣してほしいと答えた方が、これが79%。ただ、実際にそうした外部講師の活用状況というのは、実施しているのは23%という、そのギャップもあるわけですけれども、この辺りも最終的には校長先生や学校の先生がそういうことを考えられるということもあるかもしれませんが、ただ、外部講師を呼ぶとなれば、もちろんそうした方にきちんとした報酬等もあるわけですので、こういった可能性。日常に接している先生方が教えやすいことと、日常の生活を見ていて、もちろんその子一人一人の状況を日常から見ている、例えば1年間担任で見ているという先生だからこそ教えやすいことと、多少そういった知識を全然別の観点と言うと変ですが、立場の方がやってきて、それが1回なのか継続してなのかは別にして、やるということが、学校の先生方にとってもある意味助けになる面があるのか。一つの例を、今、都教委の調査で申し上げましたけれども、そういった外部講師を含めた検討です。特に、多分これは中学校ですので、相当具体的な例に進んでいった段階での性教育の取扱いについて外部講師を起用するというようなことも含めて、その辺は何か検討されているのでしょうか。