16685【川名委員】 今回受けている改善をしていて、教育委員会としても注視して、その計画とか改善策を、チェックという話ではないのですけども、確認しているという話ですけども、それは実際どう子どもたちに伝わっているかというのは把握できるのでしょうか。非常に難しい話だというのは分かっているのですけども、先生が教えました、でも、子どもは誰も聞いていませんという可能性もあります。子どもは、聞いたけど、その日で忘れてしまうかもしれないし、これはそう簡単にできる話でもないし、ここで答弁したから決まるという話でもないので、そこをどう具体的に示していくかというのが非常に今問われていますし、それが明らかにされないと不安が広がるし、教育に対する信頼性というのが落ちていくというのは失礼な話なのですけども、広がっていってしまうのですが、そこをどう具体的に担保していくかというのを確認させていただきたいと思います。さっき教育長のほうからもいろいろ、何かをやれではなくて、子どもたちが主体的に考えていって、こういうことは駄目なのだよと自分たちで判断する能力をつくってほしいという話があったのですけど、まさにそのとおりなのですが、それは具体的にどうやってできるのかというのが非常に疑問なのです。私がこうしろという話でもないのですけども、そこをどう担保していくのかということについて、考えられる範囲で構いませんので、説明をしていただきたいと思います。
もう一つ、他の委員からの質問の中に、包括的性教育よりも「生命の安全教育」のほうがふさわしいという御答弁があったのですが、これはどういうことからなのでしょうか。休憩のときに陳情者の方に意見を聞いて、別に包括的性教育をやれば解決する話でもないし、「生命の安全教育」をやれば解決する話でもないと。多様なことをやっていかないと、多分これは解決に結びつかないと思うのです。そう考えていくと、包括的性教育を否定するまでもないと思うのです。ありとあらゆる可能性を持っていって、その中で何が最善策かと考えていくと、門前払いという言葉は失礼かもしれないのですが、否定すべきではないと思っていますが、そのことについて御説明をお願いいたします。