16847【西館学校施設担当課長】 川名委員がおっしゃるとおり、これから実施設計に入っていく中で、大きく金額を下げるということは難しいと思っております。やはり小さいもの、ちりも積もればではないですけど、なるべく何か落とせるものがあれば。落とせるというか、変更して金額が下げられるものがあれば、実施設計の中でしっかりと検討はしていきたいというふうに考えておりますが、なかなか大きな金額を落とすのは難しいという認識でおります。
あと補助金の件でございますが、以前にもちょっと御説明をさせていただいたのですが、文部科学省の学校施設環境改善交付金というのがございます。これが3分の1の補助が出るものなのですけれども、大野田小学校でもこれを使っていると思うのですが、建物の耐震性能を調査します。その結果、4,500点というちょっと具体的な数字になってしまうのですけど、その点数よりも下がった場合は対象になります。
武蔵野市の学校は、もうずっと保全整備をして、状態がいいのです。ですので、全体計画をつくったときは、補助金はもうもらえないという想定でいたのですが、その後、全て更地にしてしまった場合、500点のポイントがもらえるということで、4,500点が5,000点以下になります。そうなりますと、調査をした結果、第五中学校は対象になりました。さらに第五小学校、井之頭小学校も、現在調査をしているのですが、5,000点は下回りそうです。
ですので、第一中学校は音楽室を残しましたので補助金の対象にはなりませんが、今進めている4校のうちの3校は、この環境改善交付金の対象になるというふうに考えております。ちょっとまだ見込みではございますが、第五中学校のほうは令和4年度から6年度にかけまして、約ですけれど、今4億円程度の補助金が出る見込みでございます。
以上です。