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令和6年 文教委員会

6月21日(金曜日)

令和6年 文教委員会
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17193【小美濃市長】  公約にも掲げられたことなので、私からも一言御答弁をさせていただきたいなというふうに思っています。
 今回の学校給食費の無償化、ほかの自治体の例を見ておりますと、まず第一義に来るのは保護者の負担軽減なのです。ただ、武蔵野市はそうではないのです。私も公約に挙げた一つの理由、学校給食の本来の理由は、この一番最初に書いてある給食の質の維持と発展、これを何とか担保したいと。ただ、今の物価高騰の中で、給食費の一定、材料費だけですけど、材料費をいただいているわけですが、このいただいている材料費で、この質の維持と発展ができるのかというのを考えました。これが今後なかなか難しいのではないかと。ならば、これは市でその分を預かって、しっかりと武蔵野市の給食に限っては、保護者の負担よりも質の担保と発展をさせることを優先させようというのが私の公約の中身です。ただ、そのときに、ちょうど同じ選挙中か、入るか入らないかのときに東京都から半額補助が来たと。これはまさしくトリガーでありました。恐らく市長に就任しても、これがなければ、相当庁内の中で議論をしてこれを実現させなければならなかったかなと思いましたけども、東京都のほうはそういう、言ってみれば呼び水みたいなものをやっていただいたので、議論が早く進みました。なので、今回もこの時期に無償化が出せましたし、それまでスキームが分からなかったのですが、年度末には、遡って補助してくれるということが分かりましたので、では4月からの給食費は取りあえず一旦徴収するのはやめましょうという、だんだんそういう方向に進んでいったのです。そういう意味では、東京都の半額補助というのは本当に大きかった要素ではありますが、私が公約に挙げたのは、挙げた時点では東京都の補助金がありませんでしたので、そうではなくて、武蔵野市の給食は、ほかの自治体はどうか分かりませんけども、質の維持と発展をしっかりと武蔵野市が責任を持ってやりますよという、そういう意味合いでの公約でございましたので、確かに、修学旅行とか、鍵盤ハーモニカとか、そういう部分はあるかもしれませんけども、食というのはまた大事な、先ほど部長からもありましたけども、もう教育の一環だということで、ここをしっかりと担保したかったというのが私の気持ちであります。