17278【勝又子ども家庭部長】 まずDXについては、ここに書いてあるのは、今、子ども協会でやっているCoDMONです。CoDMONはいろいろな機能が実はあって、子ども協会ではいろいろな機能が全て活用されていないところが課題ではないかと指摘をされたところです。今度、市のほうでも12月、公立が随分遅れておりまして、委員からもいろいろ指摘を受けているところがありますが、12月から新しい仕組みを入れる予定です。それを参考にしてCoDMONのほうの活用もさらに進めてもらいたいというのが、この記載です。
今、委員から御指摘があった保育園であったり、学校もまた新しい仕組みを今年度から入れておりますけれども、いろいろなものが入って、混乱しているというのもあります。ただ保育園については、実は民間園も独自にやっているのです。ですからCoDMONではない仕組み、あとは、公立では共通しているのはすぐメールです。これは緊急時とか、コロナとかいろいろあったと思いますけれども、緊急時には全民間園に送れるように、すぐメールというのは独自につくっています。ですので、緊急に全体に送るものは、このすぐメールを、民間園も活用できる仕組みをつくっていますから、まずこれが一つ、全体としてカバーするのはすぐメールかと思っていますが、それぞれの園が、市がコントロールできないのです、民間園は民間園の活動がございますので。ですから、それを市が一つにまとめることが本当にいいのかどうかというのは、やはり課題かなと思っています。いろいろなところでDXが進んで、いろいろな情報がいろいろなところから行くのは確かに分かってはいるので、本多委員のように世代の違うお子様がいらっしゃると、違うところから、いろいろなところから来るというのは理解するところですけれども、なかなかそれを整理するのは難しいかなというふうに、課題だと思っています。
後段の学童ですけれども、御案内のように、全国では学童の待機児が非常に問題になっていて、この待機児を解消するには、利用率の少ない人を、排除という言い方は変ですけれども、それを厳格にやることによって待機児を減らそうというような趣旨だったと理解していますが、武蔵野市の場合は、基本的に待機児を出さない、1年生から3年生までですが、待機児を出さないということで、これまでずっと取組を進めていますし、今後もそれは変わらず進めていきたいとは思っています。
傾向としては、やはり4月、5月、6月のように、前半はすごく利用率が高いですが、しかも1年生、2年生ぐらいまでは高いのですが、夏休みを越えてきますと少しずつ、3年生ぐらいから少しずつ利用率は下がっていく傾向にあります。これはお子様が慣れるということもありますし、家庭の御事情がありますので、その辺りの利用率の推移はあります。ただ、利用率が低いから支援が必要でないということではございませんので、その辺りは、何日以下だから退園してくださいとか退所してくださいとか、そういうことは一切考えていません。
ここのところの傾向でいいますと、やはり子どもの数は減っていますが、入所したいという入所率は、かなりパーセンテージは上がっています。今大体47%ぐらいの方が低学年、3年生まで利用するというふうに利用率が上がってきておりますので、まだ数年は需要はあるのかなと。あと地域性で少しずつばらつきが出てきておりますので、もうしばらくはまだニーズはあるのかなと思っていますので、ニーズにはしっかり対応していきたいと思っています。