17282【本多委員】 ありがとうございます。感謝しております、無償化。感謝しているのですけど、私は前から言っているように、やはりいろいろなところにお金がかかっているということだと思いますので、その辺りは継続的に検証だとかリサーチは続けていっていただきたいというふうに思っておりますので、そこはよろしくお願いいたします。
今のAIの活用のところなのですけど、給食のレシピとかも今、公開したりとかしているではないですか。やはり今、味加減のところ、さじ加減でいろいろとというお話もあったのですけど、多分そういうところの継承というのが本当に難しいし、大変なのだというふうに思うのです。だけど、そこが価値なわけです。だからAIとかに、そういうデータとかレシピ、今まで作ってきたものというのが多分全部ある、残っていると思いますので、そういったものを全部データとして入れて、そこから自動で出てくるものは計算できるとか、そういったもので活用していくということができるのではないかなというふうに思っていて、さらにその先なのですけど、例えばそれをどこかに販売するとか、お金を稼げるぐらいの話だと正直思っていて、別にこれ、武蔵野市というか、一般財団法人なので、もっといろいろなことをやる可能性があるのではないかなというので、以前保育園のところに参入するという話になったときも、売上げをもっと上げるのかとか、どうするのだとかというお金の部分というので、ここはどういうふうな計画。では、給食、子どもが減りますよねといったときに、この規模をどうやって保つのか、拡大していくのか、どうするのだという話を多分昨年もさせていただいて、だから、そういうデータとか知識、ノウハウというものは価値があるものなので、それをどこかに提供していくということもできると思うのです。
それが武蔵野市がやってきた給食であって、質の高いものをずっと守って育ててきたということだと思うのです。それは非常に価値のあるもので、それをこれから武蔵野市だけがずっと持ち続けて、自分たちのために使っていくということでもちろんいいのですけども、それをどこか、例えば視察がたくさん来ますよね。視察でいろいろな自治体さんがたくさんいらっしゃっているという現状があって、では、このスキルとか技術とかというものを自分たちで抱え続けるよりかは、私は、きちんと対価をもらいながらシェアしていくことによって、例えばそこに対して人件費に充てられるかもしれないし、工程費として出てきている部分というのをそこで賄うことができるのではないかなというふうに、規模がどれぐらいになるかというところはありますけれども、もっとそういうことを可能性として考えていったほうが、この規模をきちんと保ち続けていくとか、質を守っていくとかというところに対して、ただ税金を投入していくということではなくて、その価値をきちんと対価に変えていくというところも発想としてはあってもいいのではないかなというふうに思っているのですが、ちょっとぱっとした話なので、今すぐに深いところまではコメントいただけないかもしれませんけれども、この辺りについて、ぜひ御意見を伺いたいと思います。