17423【荒井指導課長】 まずスクールロイヤーについてですけれども、方向性としては双方あるのだというふうに認識しています。ここで検討ということで書かせていただいているわけですけれども、予算の位置づけもありますし、必ず入れるということにはなっていないわけですが、法的な整理というのはやはり必要だというふうに思っています。例えば合理的な配慮を求められた場合、どの辺りまで私たちも努力をしたり工夫をしたらいいのかというところを、教員たちは子どもたちのためだと際限なく頑張ってしまうところがあるので、そういった意味での整理だったり、そういったところで助言が欲しいと、整理が欲しいというところがあります。子どもたちや保護者の方を圧迫するという意図ではないので、そのように取られないような工夫が改めて必要なのだと、それもまた検討の必要な要素の一つなのだなということを認識しました。ありがとうございます。
また、子ども議会、私も傍聴させていただきまして、非常にいい意見が多くて、一生懸命メモを取って、持ち帰らせていただきました。ICTの利活用については、第三期の振り返りという意味で御質問いただいたのだというふうに認識してお答えしますと、これまでは、ICTのリーダー役、つまり既にある程度スキルを持っている人たちにさらに研修をして、学校に戻って広めてもらうというタイプの研修を中心的に行ってきたわけです。しかし御指摘のように、ICTのスキルが十分でない方との2極分化が激しくなってきたということがあって、今年度からは、残念ながら利活用が御本人もあまり得意でないと認識して回答してくださっている先生方をざっと集めて、その方にピンポイントで当てるための研修をスタートしております。この成果について引き続き検証していく必要があるなと考えております。
以上です。