17436【荒井指導課長】 学習者用コンピューターの故障原因などについての御質問をいただきました。
まず、委員御指摘のとおり、故障の台数も、それから1台当たりの修繕費用も、双方が想定よりも増大したというところでございます。台数については、令和4年度よりも5年度のほうが自然故障の台数が増えるのではないかということで、見込んで予算を算出していたのですけれども、それよりもさらに100台以上、経年劣化による故障が増えたと。また修繕費も、令和4年度のときは、いわゆるボリュームゾーン、この辺りの故障修繕費用が多いというボリュームゾーンが、5万円台だったのですけれども、改めて見積りを取ったところ、世界的に様々な部品の調達が難しくなっているという業者の説明もあって、8万円前後の修繕費を要求されるに至ったというところです。
次に故障の原因についてですが、物損なのか自然破損なのかということについては、こちらはくっきりと分けることができないのでなかなか難しいところではありますが、月ごとの故障台数の記録を見る限り──こちらはほぼ物損が多いものになるのですけど、むしろ月ごとの破損台数はそれほど増えてはいないです。私たちが見積りを誤った理由としては、3月に卒業生の機材を回収して、1台1台の稼働のスピードであるとか、自然破損の部分、劣化の部分、これを改めて速度などを計ったり、少し小さな傷があるということを見ていったところ、想定よりも増えたということなので、はっきりした台数を申し上げることはできませんが、経年劣化の部分が非常に想定より大きかったかなと、このように考えております。