17509【祐成教育相談支援担当課長】 チャレンジルームやむさしのクレスコーレにつながっていない子どもたちにどうつなげていくかは、確かに非常に難しい問題で、実は私どももこれという正解というのはいまだに持っていないような状況です。
ただ、先ほどの繰り返しになりますけれども、年に2回の調査を行い、その調査の中でやはり一番大切なのは、全く誰ともつながっていない子がいるかどうか、ここが大切だと思っております。まずそこは必ずチェックをして、そういう子がいれば、スクールソーシャルワーカーが中心になりますけれども、もちろん学校とも連携しながら何かしらの、お便りを最初に届けるとか、そういうことで構わないのですが、そういう形で何か環境をつくっていくことが、まず一番最初に大切だと思っています。
その中で、幸いそういうことを続けていった中、今年度では、どこもつながっていない子というのは、今のところ誰もいないようにはなりました。ただ、ではその子が今どういう状況でいるかというのは確認しないといけないと思いますので、その点を学校の校内委員会──そこにスクールソーシャルワーカーが週に1回入っていますので──ですとかでつぶさに状況を確認して、現状その子がどういう状況なのかというのを確認していくことが大切だと思っています。
家にいて、力、エネルギーをためる時期なのか、それともそろそろ外に出てというところであると、様々なリソースを使って、今回も9月から桜堤の給食が始まりますので、そこに連れていくべき子なのか、または、先ほど言ったように教育メタバースがあるので、この子はメタバース向きなのかなというのを、やはりそれぞれ考えながらやっていくことは大切であります。きちんとした答弁になっていないかもしれませんが、そのようなことを続けていくことが大切だというふうに思っております。
あと、家庭と子どもの支援員の常駐型の設置校ですけれども、現状は、今13校に設置しておりまして、中学校全校と、あと残りの小学校です。8校についてはたしか、中学校と小学校が交ざっているような状況です。昨年は。我々としても、運営上で様々学校によっていろいろ特色が変わってきて、それのいいところは生かして、改善するところは改善していくというふうに思っていますけれども、我々としても、できれば拡充していくべきだとは考えております。
ただ、常駐型がいないところは通常型といって、常にいることはできないのですけど、スポットで入ることができる家庭と子どもの支援員はおりますので、その方をうまく使っていただいて、また今後も常駐型が配置されたらそれを上手に使っていただいて、未然防止です。登校渋りの段階で学校のほうで、別室登校なりそういうことを続けていって、完全な不登校にならないことを目指すということをやっていきたいというふうに思っております。
以上です。