17512【森本図書館長】 事業17の人材育成のところで御質問いただきました。それで、人材育成が進んでいないのかというところなのですけれども、人材育成は日進月歩といいますか、絶えず進めているというふうには考えております。毎月、館内整理日を利用して研修を進めているというところもございますし、こちらに書かせていただいたとおり、司書講習をはじめとして専門研修に参加をさせまして、人材育成、専門性の向上を図っているというふうに考えております。
おっしゃられるとおり、司書資格より実務なのではないかというようなお話はあるのですけれども、司書講習のほうでも割と、先ほど委員がおっしゃられた期間よりはもう少し長めに、現在派遣中なのですけれども、大体2か月ぐらい大学のほうに派遣して、授業を受けているというところなのですけれども、専門的なところをやはりその中で体系的に学べるというところもございますし、そういったことの裏打ちがあっての実務というところもあるかなと思いますので、そこを両面進めていきたいなというふうには考えております。
どういう人材を求めているかというところなのですけれども、その人材育成計画のほうにも書かれておりますが、委員がおっしゃったとおり、吉祥寺図書館が開館した当時に司書資格のある職員を募集しまして、採用しております。その職員がやはりこの時点で退職にかかると。
再任用で残っていただいている方もいるというような状況ですけれども、やはり知識、経験含めて、その職員が今のところ一番そういった専門性が高いというふうには考えておりまして、そこを中心に回っているようなところなのですけれども、やはりそういった職員が今後退職をしていく中で、専門性が失われていってはまずいというところがございますので、そういった後継の職員を少しでも育成していくということが一番の課題、図書館運営に関して中核となる職員をどう育成していくかというところが課題となっておりまして、そういった職員を育成するため、日夜頑張っているところでございます。
以上です。