17593【三島委員】 ありがとうございます。家庭の収入だけではない部分で困難を見ていかなくてはいけないことがあるというのは、私もちょっと経験ですごく痛感していた部分が武蔵野市でもありましたので、このような形で武蔵野市が取られているということ、それが施策に生かされていくというところは、とても大事だなと、改めてこのアンケートを見て思いました。実際には、生活困難層に入っているのですけれども、家計は、家庭の年収は2,000万円以上なんという場合もある。でも、実は持ち物がとか、体験がとかということがある。そのように思っていますので、分析をしっかりやって、施策にさらに生かしていっていただきたいと思います。
違うことに行きます。オレンジの冊子の80ページ、87ページのところに、保育や教育の利用意向について、土曜や日曜、祝日の利用意向について書いてあります。土曜は、毎週利用したい、月に1〜2回は利用したいを合わせると35%、日曜、祝日は、2割近くの方が毎週利用したい、月に1〜2回は利用したいと答えています。先ほど重点事業一覧のところでも、多様なニーズに対応した保育事業の実施とあり、基本理念にも、子どもと子育て家庭を地域社会で応援するまちの実現というふうにあります。私自身も、パートや自営業の方などから、今までも、土曜や日曜の保育の必要性、本当に困ってしまっていて、小学生の上のお姉ちゃんに見てもらってとか、お兄ちゃんに見てもらってとか、子どもだけで置いていかざるを得ないような状況にもあるようなこと、その辺を分かってほしいなんというふうな相談も伺ったこともあります。また、土曜、日曜のシフトに入れないことで、新たに仕事に就こうといったときにパートなどは難しい、そんなお話も伺ったこともあります。子どもが本当に安全に安心して保育される場所が、土曜、日曜日にも、祝日にも、今の働き方、家庭の状況からいうと確保される必要があると思って、多様なニーズということも出てきているのかなと思うのですが、プランを見ていったときに、ちょっと反映が。例えば、子どもプランの61ページの71、一時預かりも、「多様化する保護者の働き方や家庭の状況に対応するため、保育施設及び幼稚園における一時保育(一時預かり)事業や定期的な預かり事業の拡充を図ります」とあるのですけれども、その辺に含まれているのか、そこをちょっと伺います。また、このニーズに応えていくということをまさにどのように検討されているのか、今後の方向性も含めて、そこも伺いたいと思います。