検索条件なし

令和6年 文教委員会

12月11日(水曜日)

令和6年 文教委員会
  • 日程
  • マッチ
    発言
  • 発言
  • マッチ
    箇所

0箇所マッチ

川名ゆうじ
川名ゆうじ
立憲民主ネット現職

映像ID: 2885

17797【川名委員】  休館日については課題もあるのは知っていますので、図書館というか、行政の都合ではなくて、市民ニーズにどう合わせていくかの観点でぜひとも検討していただきたいと思います。
 それで、スタディコーナーについては、4市包括連携でしたか、つくっているということは分かっています。先ほどの答弁でいうと、小金井市だって、西東京市だって、みんな図書館を持っているのだから、自分の市で勉強してよという理屈が通りませんか。スタディコーナー以外だったら、結構府中から使う方が多いのです。多摩川線に乗り換える途中で来ていて、ほかのスペースも結構使っていると。では、その人たちはどうするのという結構根本的な話になってくると思います。そうすべきと言っているわけではないのです。たしか、案外、利用率がとてもよくて人気が高いことはいいのですけども、逆に全然使えないということも出てくるし、朝なんか新聞とか雑誌を読む人たちが何か取り合いになっていたりするではないですか。それが果たしていいのか悪いのかということを考えていくと、先ほどの子ども施設が市民優先という方向性を出してくると、ちょっとこれも考えなくてはいけない時期なのかなと思ったことで質問いたしました。そうしろと言っているわけではないです。ただ、それをそろそろ考えていかないと、これだけニーズが高いと、実際に市民に対するサービスが滞ってしまうのかなと思っているのですが、こういう懸念はお考えになっているのか。もし考えているのだったら、今すぐというわけではないですけど、どこかで考えなくてはいけない時期かなと思っていますが、この点はいかがでしょうか。
 もう一つは図書館のことについてです。今回、中央館は指定管理ではなくて、吉祥寺とプレイスは指定管理です。それぞれに図書館の人がいて、それぞれに正規と嘱託さんがいらして、嘱託さんも、図書館の専門の方もいれば、一般事務の方もいらっしゃるかもしれない。そうすると、中央の方とプレイス、生涯学習事業団の方とのスキルの差、あとは報酬の差というのが出てくるものなのですか。要は、一般市民から見れば、図書館員としては一生懸命働いてもらいたいけども、働いている場所によって給料も違う。給料が違うということは、求められる資質が変わってくると考えると、これはどう考えていくかというのが見えてこないのです。本当だったら、市立図書館ですから、同じにしていくべきかと思いますけど、お考えをお示しいただきたいと思います。
 プレイスのことで言うと、境南ふれあい広場公園のことが特にここに書いていないのです。あそこは図書館、プレイスと一体型にするために、たしか指定管理をしていて、それが一つの特徴だったと思います。ただ、今、公園は公園独自でいろいろなイベントをしていて、それはそれでいいのですけども、そもそも指定管理先として文化生涯学習事業団というのはどういう目標を持っていて、それに対して指定管理をするということが必要なのですけど、特にここに見えていないのですが、これはどうなっているのでしょうか。館長がよくイベントのときは見に来ているのはよく分かるのですけども、そもそも、これは文化生涯学習事業団が指定管理を受けたわけでしょう。これに対して特に仕様書もないし、計画書もないのですけど、これはどうなっているのかということが1点。一体型であったなら、そこをもう少し強調してもいいように思います。たしか当初は図書館の本を外の公園でも読めるようにするみたいな構想があったのですけども、何かいろいろな技術的な問題でできなかったということもあって、図書館と連携しているという意義があまり見えていないのですが、この点はどうなっているかということを一つ確認したいと思います。
 もう一つは、議案書の202ページに指定管理先として文化生涯学習事業団が書いてあって、そこの事務所が、北町5−11−20。これは体育館の中です。体育館の中ということは、外郭団体に対して事務所を提供しているという意味合いなのでしょうか。あくまでも、市の施設をほかの団体に提供しているというのは、東山副委員長が質問しましたけども、それなりの使用料を取るとか、対価が発生するということになると思います。子ども協会は子ども協会で独自の事務所を持っている。文化生涯学習事業団は独自の事務所を持つというのが本当は筋ではないのかなと思うのですが、これは事務所の費用も含めての指定管理なのか、あるいは本来独立していくべきなのか、ここの方針では見えないのです。市全体として、どうお考えなのか、この説明をお願いいたします。