17952【深澤子ども育成課長】 性被害防止対策に係る設備等支援事業費補助金について、ちょっと内容について御説明させていただきます。まずこちらは議案書をベースにしますと、258ページ、259ページにそれぞれの事業が説明欄に入っておりますが、認可外保育施設助成事業、1目児童福祉総務費のところ、あと、2目児童処遇費の保育所等運営委託・給付事業、4目保育園費、市立保育園運営事業、それぞれに性被害防止に関する予算が入っております。
こちらなのですけれども、国において、弱い立場に置かれた子ども、若者が性被害に遭う事案が後を絶たないという現状を踏まえまして、これまでの対策の着実な実行に加えて、令和5年度に、こども・若者の性被害防止のための緊急対策パッケージというものを決定しております。そのパッケージの中の一つの取組として、今回の性被害防止対策に係る設備等支援事業というものが含まれております。
子どもの権利条例にもございますとおり、暴力、虐待及び体罰の防止に関する規定はあるのですけれども、子どもが暴力等を受けることなく安心して暮らすことができるように、早急に取り組んだほうがよいだろうということで、今回補正予算として上げさせていただいております。
内容なのですが、性被害防止対策を図るために、パーティションであるとか、あとは例えば夏でありますと、簡易的な更衣室みたいなものを設置しているのですけれども、あとはカメラといったものに対する補助を想定しております。補助基準額は1施設当たり10万円になっております。今回、国の補助が10万円に対して2分の1、都の補助が4分の3となっておりますが、市としましてはこの取組をぜひ事業者に進めてほしいというところで、10万円に対する差額の分については一般財源で補填して、事業者のほうに取組を進めていただきたいというふうに考えております。
以上です。