15060【深田委員】 事業をやる前に、大体幾ら規模の事業になるかというのは、これは当然、政策形成の原点です。るる御説明になっているけれども、当然のことながら、これは公共施設のカルテも作っていらっしゃるのかしら。耐震もしなければならないし、今後、運営主体がどこになるのかも分からないまま。このようなやり方で進めていくことを容認してしまい、また、推進してきているわけですから、私どもの会派は、とてもではないですけど容認できません、これは。説明責任を果たすべきだと思います。おおむねのことは分かっていらっしゃるのでしょうから、あとはトップの判断です。2か月しかまだたっていないからなんということは、全然理由になりませんから、今度の予算を迎えるに当たっては。それぐらい厳しい覚悟でこれについては臨んでください。うちの会派はこれは認めません。
それから、市民の皆様に、公共施設等総合管理計画は、そのようなふわっとした話ではなくて、きちんとリアルにお話しするべきです。学校が52%の床面積、そして今、その見直しを図らなければならないぐらい厳しい事態に来ているのだと、そういう話もきちんとお伝えするべきです。多くの市民の皆さんは、武蔵野市は大変豊かな自治体だと思い込んでいらっしゃる。水道の問題も、下水道の問題も、駅周辺の再整備に幾らかかるかも御存じない。そうした中で、夢だけ見せてしまって、トップの判断で進めてきたこの事業。しかも、一番最初に、突然東京新聞に、年末にすっぱ抜かれた形で、市がこの土地を買うと書かれてしまったことから始まっている、筋が悪過ぎます。一度そういうことを決めてしまったトップが今いなくなっているわけですが、その後の尻拭いはきちんとやっていただきたい。要望して終わります。