15059【小内資産活用課長】 まず、ワークショップであるとか、その間の社会実験等について、公共施設等総合管理計画そのものを御説明するということはないですけれども、まず、土地については20億円で取得する予定であること、それから、この土地建物については、市民皆さんの財産であるということ。ですので、市だけで決めるのではなく、この貴重な文化財を市民の財産として大事に活用していく中で保存をしていきましょうということをお話しした上で、財政負担軽減であるとか、維持管理費の削減であるとか、そういったことについても皆さんにお考えいただく中で、一緒に、どういう形で進めていったらいいかというところを検討して、今に至ってきている経緯はございます。
それから、土地の取得費については、個別具体の数字というものではないですけれども、公園を取得するための費用というのは、計画策定の中で毎年一定程度見込んでおりまして、これまでの土地取得費についても、その計画の中でやれているというふうに認識をしておりますので、そういう意味では、向こう30年間の投資的経費の公共施設等総合管理計画における財政シミュレーションの中では、土地取得費についても見込まれているというふうに認識をしています。
それから、建物の維持管理につきましては、現在、年間600万円ほどかかっているところでございますが、今後、建物の保存や改修費用、こういったものについては、まだ価値づけも決まっておりませんので、何をどうするかというのは、当然これからになります。その金額がどの程度かかるのかというのは、現状、第二期公共施設等総合管理計画を策定した時点では当然見込めるものではありませんので、今後、そのようなことが分かってき次第、直近の計画に反映しながら、中長期の財政見通しを立てていくというふうなことだと思っています。