15112【吉清総合政策部長】 今回の策定に至ったこちらの検討の経過ですとか、過去に遡っての確認等の御質問です。
まず、1月29日の答弁に関しては、私もちょっと細かい文言までは確認をしておりませんが、特にその時点では、少なくともこちらで、長期計画なのか、実行計画である調整計画で行うのかというのはどちらもあり得るなという時点でのお答えですので、私はその答弁のほうを、計画の策定は必要ですけれども、長期計画とも調整計画ともどちらの予断を持った答弁ではないというふうに認識をしてございました。その上で、過去に遡ってという形ですが、可能な範囲ですけれども、当然、当時の長期計画の策定の議論の、それこそ議会とのやり取りも見させていただきましたし、当時の担当で確認できる範囲では、やはり少し話は、課長が中心になってですけれども、お伺いをしました。やはり基本は長期計画。先ほどの御質問にもお答えしたとおり、市議選もそうですが、特に市長選のタイミングを考えてやっていましたが、長期計画条例を策定する前にも1度、市長が任期途中でという形でローリングが少しずれたことがございます。その辺りも含めて、例えば、まずそのスパンのローリングについてどういう考えかというのは、ローリングというのは、やはり基本的には一番大事なのは、何かがあったときに策定が前になるときも後ろになるときもありますが、そのときに根本となる長期計画がない状態というのは非常に問題がございますので、ローリングというときはいざというときに備えてという意味合いが一番強くということで当時も考えていたということなので、まさに今回のようなときのためにローリングというのは役に立つといいますか、実施されるというようなことがございました。
また、実施計画については、市長の替わったときというのが、選挙で、当然、同じ方が選ばれる、市長選も辞められてイレギュラーなタイミングだとしても同じ方が出られる場合もありますし、どこまで当時想定できたかというのはあれですけれども、大きな中に、市長が交代するというのもあるので、そういった文言をもちろん入れたということではございました。ただ、「するものとする」という文言にしてあるのは、こちらは少し拘束が弱くて、市長が一定判断、この計画がいいからこれの中で私はやっていくという判断であれば、しないという裁量の余地も残されている書きぶりというふうには伺っております。ただ、その中で理事者のほうとも御相談をさせていただいて、やはり今回の場合、特に皆さんの議論が本当に終わったばかり、したばかりのところで全部をやり直すような議論ではなくて、市長が速やかに行いたいものに絞ってやる。その代わり、早期に実現すべきだろうというのを、1月29日の時点でも少し議論は始まっていましたが、その後も議論をした中で、多分3月の代表質問、一般質問の答弁ではもう少し二次の調整計画を考えているよという御答弁をさしあげたかと思うのですが、そんな形で市報のほうにも市長の挨拶の中にも少しそういった文言が施政方針にも入りまして、4月には推進本部を立ち上げて、今回こうやって行政報告をさしあげているという流れでございます。