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令和6年度予算特別委員会

3月13日(水曜日)

令和6年度予算特別委員会
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大野あつ子
大野あつ子
市議会公明党現職

映像ID: 2684

21441【大野委員】  ありがとうございます。
 それで、様々心配な要件というのが建築費の高騰であり、人件費が上がっていくことによる委託費の高騰であり、その部分は非常に心配をしていて、それがとんでもないスピードで進んでいるということで、今回、小美濃市長の御英断で、保健センター増築及び複合施設の整備について、ちょっと待てと、一歩立ち止まりましょうということになったわけですが、ここにおいて、先ほど来のお話からもあったとおり、投資的経費をどういうふうに見込んでいくのか、また、建設費の部分をどういうふうに見込んでいくのかというところで、多分、行政マンの皆さんは正確に仕事をされるので、都単価ですとか、いろいろな正確な見積りの下に積み上げたものでないと表に出せないというか、大体で話してはいけないみたいなところってやはり──それは当たり前ですけど──あろうかと思うのですけれども、そういう精密な見積りだと、追いつかないスピードで進んでいるものがあるという、その2つのほんわかした、これが1.5倍になったらこれも1.5倍になるよねという最悪のシナリオみたいなものと、着実に積み上げたものというのを両方考えながら予測をしていかなければならないのではないかなというふうに思っています。六長調の二次調整というのは、市長がおっしゃる部分でされるということですが、多分、公共施設等総合管理計画の第3期のその前の分野横断的検討プロジェクトというのが、ここから2年間走り始めるのだと思うのです。だから、そのどれかの段階で、二次調整なのか、第3期の前の段階の会議なのか、どこかできっちりと今のスピードで何が起きているのかということを整理していかなければ、保健センターの規模をどういう規模にするのかという議論に至れないのではないかなというふうに考えて、さっきちょっと歳入の話もしてしまったのですけれども。
 歳入の増え具合と物価の上がり具合が一緒なら問題ないのです。こっちがどんどん上がっても、歳入も上がっているからオーケーということになるのだと思うのですけれども、見ている感じでは、歳入の上がり具合というのは、そんなにこの10年と大きくは変わっていないように見ていて、だけど、建築費の高騰というのは、すごく急なカーブで上がってしまっているということを心配しています。そこについて、何らかコンサルを入れるなりなんなり、経済予測ってすごく難しいと思うのですけれども、保健センターのことを含めて、市のそういう委託事業と建設関係の事業と全部含めて、ちょっと今までと違うことが起こるよということを考えなければいけないちょうどいい機会に立ち止まれたのではないかなというふうに思っています。その辺の今後の見通しについて、どのようにお考えになっているのかということが1つ。
 それで、非常に私たちも言いづらいですけれども、先ほどちょっと財援団体の話が出ましたが、議会の中でもちょっと出ては引っ込むという感じで、平成26年に財政援助出資団体の見直しに関する基本方針を示しているのですが、その前の段階で、トーマツさん、監査法人の方から財援団体に対する非常に厳しい御意見の報告書というものもありました。このままこの話は何かあんまり進んでいないというふうに感じているのですけれども、これをそのまま受けるということではないけれども、委託費がかかるということで、財援の在り方、要するに、武蔵野市がこれまで進めてきた最高レベルの市民サービスをどう考えていくのか、どうしたら財政規律を保っていけるのかということは、ざっくりとした試算でも出して、全体の中で保健センターも見ていかなければ、ここだけ見ていても、ちょっと違う話になっていくのかなというふうに思っています。特に学校の改築については、待ったなしでどんどん、今の計画のままですとやってきてしまうので、そこをもっと間隔を空けるのかどうなのか、壊してしまったら、もう学校を建てるしかなくなってしまいますので、そこも含めて考えなければならないと思っているのですけれども、この直近のすごく建築費や委託費が上がっていることに対して、今後の長期にわたる計画を、六長調ができたばっかりですけれども、変えなければいけないのではないかというような議論というのは、理事者の中で出ているのかどうか、その辺についてのお考えを、現在の時点で構いませんので、お伺いいたします。