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令和6年度予算特別委員会

3月13日(水曜日)

令和6年度予算特別委員会
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21516【小美濃市長】  そのとおりなのですけど、前にも代表質問等々でお答えしたかもしれませんが、私は昭和50年から53年まで、武蔵野第三中学校というところに在籍をしておりました。そのときは7クラスで、今よりも1クラスの人数が多かった。では今はどうなのかということを考えると、やはりもう半分程度になっているわけです。そうすると、今の第三中学校の、校地は変わりませんから、あの校地の中で同じ規模の学校が本当に必要なのかという議論は一回しなければならない。しかし、もう一方で、当時と違うのが1人当たりの学校の面積というのも違うのです。それらも全部複合的に考えて、果たして今のままの規模でいいのかというのは考えていかなければいけませんし、また、もう一つそこに入ってくる要素としては、今、これから造れば60年もたせなければならないということがあります。そうすると、少なくとも20年後、30年後の教育環境というのはどうなっているのかという思想を入れていかなければいけないのです。教育環境の思想を入れていかなければならない。そうすると、ひょっとすると、今回、井之頭小と五小の図面がこの間配布をされて、私も、大分変わってきたなというふうに思ったのですが、やはりもう8掛ける8のクローズした教室だけではなくて、廊下というホールに対して間仕切りを移動させながら、様々な形に教室の形を変えて、様々な教育環境をつくっていくという、そういう在り方も、今となってはもう、恐らく将来を見越してそういう校舎を造っているのだろうなというふうに思うのですけども、これからもさらにそういった思想を入れて学校建築を考えていくと、本当にどれぐらいの規模になるのかというのは、相当議論をしていかなければいけないかなというふうに思っているのです。
 なので、昭和のときに造ったのは昭和のときの恐らく思想があったのだろうと思いますが、これから令和を迎えて、しかも、これから60年後──60年後はなかなか難しいかもしれません。少なくとも20年、30年後の教育環境はどういうふうになっているのだろうなという、そういうことも踏まえて学校建築というのはしていくべきなのだろうなというふうに思っています。