21517【深田委員】 そうです、そのとおりです。その調子でやってください。しかも、人口が減るのだということで、学校の規模を縮減しなければいけないではないのです。逆なのです。子どもたちが選んでくれる学校を造らなければいけないのです。地域の皆さんが公教育を選んでくれる、選ばれる学校づくりをしていかなければいけないのです。学校は地域の核です。とりわけ武蔵野市の場合は、私学や国立に行ってしまう子どもたちが非常に多い。そうしますと、この御家庭は丸ごと地域から切れてしまいます、初期の段階で。やはりPTA活動、青少協など、こうした活動を通じて地域の人となっていく。武蔵野市の場合、コミュニティの形成は学校にあるのです。だから、選ばれる学校をつくっていく。中身の問題と、それからハードのほうも、その覚悟を持って考えていかなければならない。そういう視点で物事を考えていただきたい。
だけれども、どうしたって人口減少です。そのときにどう有効に活用していくか。先ほどから議論があります。病院が必要になれば、病院を建てる敷地も必要になります。武蔵野市に開設したいという医療法人さんだっています。さらに、大学だって、この文教地区に学校・学部を置きたいと考える大学だってあるのです。そういう方たちにはぜひともステークホルダーとして入っていただく。それが経営ではありませんか。いかがですか。