21846【藪原委員】 分かりました。ありがとうございます。情報公開については、紙でお願いすると1枚10円ですから、10枚とか100枚ぐらいだったらまだ何とかなりますけど、枚数が増えれば開示する側の負担もかなり大きくなりますので、例えば、本当に知りたい情報はあるけれども、お金の都合で諦めたなんということがないように、今後、電子化についてはしっかりと検討を進めていっていただきたいと思います。これは要望です。
あと、赤星鉄馬邸については、その点も議論されているということで安心をいたしました。これは本当にある意味では武蔵野市ならではの、そういうことをしっかりと後世に伝えていくという文化が根づいていると思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。
続いて、33ページです。国保や市税の滞納対策です。これについて、新規事業が3つ並んでいます。SMS催告システムの導入とコールセンターの設置、それから滞納整理に係る専門人材の活用、それから収滞納業務の見直し、これは3つ、国保滞納、市税滞納対策として並んでいますけれども、この3事業は連携はするのか。要は一遍に3つ入っているので、つながりとかはあるのかということをまず確認したいのが1点。
それから、税の公平性という点では、こういった予算をかけてでも全市民に公平に負担していただくということは重要なことであり、必要なことだということは理解をしています。したがって、かけたコストに対して解消する滞納額が割に合うとか合わないとか、そういったことは課題や問題として指摘するつもりはないのですけれども、その上で、これら3事業の予算の合計が約4億4,000万円ということになっているのですが、これは今回新規事業なのでこの金額なのか。要するに、6年度は導入コストも含めての予算になっているのか、7年度以降は運用コストのみで運用できるのかということをちょっと確認させてください。
また、これは本当に他意はないのですけれども、これにより、どの程度の額の滞納解消につながると想定しているのかというのも伺っておきたいと思います。