22045【川名委員】 分かりました。施策評価を本当に入れてほしいので、実は次の長計は前倒ししてほしいなと思ったのですけども、これで制度設計ができたということで、すごい期待をしています。やはり成果目標をどこにつくるかというのが肝ですから、それがない限り、一体この事業、やることが目的化してしまいますので、ぜひとも制度はしっかりつくっていただきたいと思います。
1つ気になったのは余力がないというところなのですが、これは職員としての能力というのは失礼なのだけども、スキルがないのか、仕事が忙しくてそこまでできないのか、どっちと取ればいいのでしょう。要は、職員を減らせば減らすだけいいという考え方もあるし、やはりきちんと人数を配置する、あるいは多少余力がない限りは新しい事業もつくれないという考え方もあって、何が適切かなかなか難しいのですけども、結局この事務事業評価というのは、いかに効率的に市民のための事業をつくり出すかというところが目的ですから、そこが分からないような事業をやっていると、職員自体も何かやらされ感の仕事になってしまっていて、もっと効率が悪くなっていってしまうと思うのですが、その余力がないということに対しての意味を教えていただきたいということと、それはきちんと人事のほうでも把握をしていて、対策が行われているのかについて確認をさせていただきたいと思います。
もう一つ、この事務事業評価でちょっと気になることがあったのですけども、事務事業評価の今度は34ページに、都庁交換便という事業があります。これは都庁に書類を届けて書類をもらってくるのに、これだけのお金をかけているのでしょうか。1件当たり9,000円かかっているという事業で、重要な書類については郵便で代替するとここで書いてあると、何のために書類を車で運んでいるのか、よく見えない事業だと思うのです。なかなかメールとか、そういうことができない時代には確かに必要だったと思いますけども、今どきこういう書類のやり取りをしている作業自体が非常に疑問に思ったのですが、これは一体何のために、なぜこういう事業を行っているのか、御説明をお願いいたします。