22075【毛利市民活動担当部長】 先ほど委員もおっしゃられたように、戦争というか、平和啓発事業で取り扱っていくのが過去の戦争だけではないというところについては、平和実行委員に関しても、懇談会の委員に関しても、皆同じ考えであるというふうに思っております。ただ、やはり戦争によって何が起こるのか、戦争という定義は難しいと先ほど申し上げたのですけれども、何が起こるのかというと、やはり人為的に日常が破壊されてしまうとか、それによって人が傷つくというようなところでは、過去の戦争も同じように一瞬にして日常が壊されたというところはつながっていますので、やはりそういうことが武蔵野市の中でもあったのだということは伝えていかなければいけないことだというふうに思っています。
その上で、北朝鮮による拉致の話ですけれども、現在確かに平和憲法事業では取り扱っておりませんが、拉致被害に関しては、東京都のいわゆる人権教育、人権擁護の重点的な取組の中で位置づけられておりまして、そういったところでは12月に人権週間がありますので、その中でパネルの展示等は行っているところでございます。ただ従来、市として積極的に、北朝鮮による拉致の問題だけで何かイベントを行ったりということはしておりませんので、その辺については今後、東京都と共同でやるというような方法は実際現在もスキームがありますので、そういったことも含めて今後検討はしたいというふうに思っております。