22395【岡児童青少年課長】 お弁当のお話なのですけれども、他市も武蔵野市と同様にやっているのですけど、武蔵野市が他市と若干違うところは、保護者の立会いをほぼ求めているというところで、ここが一番、学童協ですとか父母会等からの要望が上がっているところ。これにつきましては、先ほどから申したように、何らかの形、それがシルバー人材センターなのか、短時間のアルバイトさんなのか、それか支援員のオペレーションなのか分かりませんけれども、それで何とか父母の立会いをなくすという方向に進むというのは来年度やるところです。ただ、それ以上に行政が学童のお弁当について関わっているかについては、近隣他市への今回の調査の結果もそうですし、あと東京都のほうで23区26市に、お弁当について、この秋ぐらいに出した調査でも、やはりあくまでお弁当の事業者さんと保護者が相対で契約していると、そこに自治体は関わっていないというケースが圧倒的多数でございます。関わっているとすると、それは市から委託を受けた指定管理者である学童事業者がそこに、例えば集金の管理だとかに少し関わっていたりとかするところでありまして、自治体本体が、今、川名委員がおっしゃったような、例えば資金の援助とか、そういうところまで関わっているというのはまだ聞いていません。ただ、八王子等のように給食施設を使っているということになりますと、またちょっと話は変わってくるのですけども、お弁当の配食に関して、お金の問題で市がそこまで関与しているというのは聞いていません。
うちの市の考え方として、これはまだ庁内で整理されているわけではないのですけれども、学童に通っている方というのは、子どもの中の一部──一部といいましても、そろそろ半数近くなってきています。ただ、その中からお弁当を頼んでいる方というのは10%から40%、だから半数の中の10%から40%で、その中でしかも低学年だけ。そこに対して何らかの資金を出していくというのが、果たして政策としてどうなのかというのについては検討する必要があるのかなというふうに考えております。
境南小のトイレの話でございます。昨年度、蔵野委員から御質問いただきました件で、それ以外にもやはり保護者の方からいろいろお話を伺っていたところでございます。あそこの境南小の外トイレというのは学校のトイレで、よく土日の校庭開放ですとか、クラブ活動ですとか、校庭で遊んでいる子たちがよく使っていると。たまたま学童のすぐそばにあるので、学童の子もよく使っているところなのですけれども、やはり境南小、学童の入会児童がとても増えていまして、それに比べて室内のトイレが少なかったので、結構学童の子も、あそべえの子も、あそこの外のトイレを使っているところだったのですけれども、御指摘のとおり、ちょっと丸見えで、なかなか入りづらいという声は上がっておりました。
ただ、抜本的にトイレの形を変えるというのが非常に難しいところもございますので、今回、先ほど委員がおっしゃいましたように、中のトイレを使えなかったものを使わせていただけるように、学校のほうと昨年の春から交渉を始めまして、昨年6月から、学童の階のトイレ以外の上の階の学校のトイレも使っていいという方向で学校と調整が済みましたので、今現状は中のトイレも使っております。ただ、やはり階が違いますと、学校としましても、学童の階ではないところに放課後子どもたちがいろいろ動き回ってしまうのは、例えばトイレではないところまでいろいろ入り込んでしまうのではないかという、そこら辺の管理の問題というのを懸念しておりましたので、コーンを立てるですとか、当然初め慣れるまでは支援員の方が一緒にトイレまでついていくとか、そういうような措置を取ることによって、少なくとも学校の懸念なさるようなことがないというふうに分かるまではそういう形でやっていこうという運用で、今現状、屋内のトイレを使っている状況でございます。ただ、外のトイレも依然としてございまして、そちらのほうが近いというのもありますので、外のトイレを使う子もありますので、外のトイレの根本的な課題というのは解消されていない状況で、そのまま残っている状況でございます。