23161【浜田委員】 分かりました。ありがとうございます。常駐型の配置校の拡充の部分では確保もできているということで、なおさら資格を持っている、経験をされているということは、本当に当事者にとって、保護者の方にとっては心強いのかなというふうに思いますので、その辺確保の部分もしっかり今後も取り組んでいただきたいと思っています。
その居場所というところで常駐型の配置校の拡充ということを考えていただいていると思うのですけれど、先ほど他の委員が質問したら、居場所って学校での校内でのサポートルームということで、兵庫県の川西市のことを紹介したと思うのですけれども、場所がやはり限られてくるというか、場所がないという先ほどの答弁でしたが、常駐型のこの支援員を拡充するということは、場所を決めてされているということなのですよね。場所を決めていないところもあるというようなことも伺ったのですけれども、その辺いかがでしょうか、伺いたいと思います。
先ほど来、昨年の決算の資料でも、不登校児童の生徒の人数といじめを受けた児童数の資料があるのですけれども、令和4年度、小学校、中学校の不登校児童生徒数が100人超えで、本当に増えているという状況で、今回の拡充に取り組んでいただいたと思いますし、あと、いじめを受けた児童生徒の人数は、小学校が多いのですよね。かなり多いということなのですけれど、うれしいことに、令和4年度は少し少なくなっているのかなという部分なのですが、それでも小学校で1,500名以上、中学校で40名という形で報告もいただきました。
それについて、いじめ対策としても、これも文教委員で視察に行ったところを紹介させていただいていたとは思うのですけれども、いじめのSOSを、これは新聞報道なのですが、外部の窓口にお願いしている。以前もちょっと紹介させてもらって、大阪のこれは寝屋川市です。市長の直轄でいじめ問題を担う監察課というのを立ち上げてやったと。相談があれば、遅くとも翌日までに職員らが学校に出向くなどして、本人と話をして、事実関係を調べて、即行動ができるという、外部の特化したというか、そういう窓口を設けて取り組んだと。メールなどで通報や相談を受け付け、市が委託した弁護士が対応する。通用のアプリ等も用いる地域も出てきたと。とにかくいじめに対しては素早く対応する。それが一番効果があるというような評価をしているのですけれども、いじめ対策についても少し伺えたらと思います。