23347【竹内教育長】 不登校のお子さんは武蔵野市でも増えています。国レベルでいうと30万人ですから、それを1,000分の1すれば、およそ武蔵野市では250人を超えてきていますから、やはり同様に増えている状況だと思っています。その上で、クレスコーレやチャレンジルームを行ったりしているわけです。御覧いただいたら分かるとおり、チャレンジルームとクレスコーレは違うような運営方針を持っていますから、そういった意味で、多様な居場所というのは、学校以外の場所をどう確保するかというのも大事だと思っております。
一方で、先ほど紹介した東京都の補助が入る、対象になる施設というのは、東京都内で190か所あるのです。武蔵野市の子どもたちも、武蔵野市にあるフリースクールだけでなくて、西東京市や小金井市の施設を利用したり、あるいはもっと遠くを利用したりしていますので、そこを考えると、では武蔵野市のフリースクールだけにそういった支援をすればいいのかというのも、またずれてきてしまう話ですので、新年度に向かって多様な居場所をどう考えていくかというのは課題だと思っていますし、先日市長のほうからも紹介がありましたけれども、バーチャルで、つまり、どこという空間を問わず、バーチャルで参加できるようなところも、ちょっと実証的な研究に入りたいと思っていますので、そういったことを含めて、幅広に対応していくべき、考えていくべきことだとは考えております。