23367【森本図書館長】 中央図書館と吉祥寺図書館の件で、そこを評価しているのかというようなお話かと思います。結論からと言うと、評価をしているというふうに考えます。
中央のほうは、30年たった時点で改修みたいなことは図書館基本計画のほうにも書いてありますし、そういった方向性で考えておりますけれども、吉祥寺図書館については、平成29年度に工事をしまして、その際に、吉祥寺図書館リニューアル計画というものを事前につくりました。こちらは、吉祥寺図書館の職員も、中央図書館の職員も、施設課の職員も、あと設計事務所の方も入っていただいてつくり上げたものですけれども、そういった中でも、どういった形で今後改修していくかというところをその中で詰めていったのですけれども、そういうところでも、やはり建築が吉祥寺図書館の建築として非常にしっかりしているというところと、地域の方に愛されているというところを考えまして、その計画の中で鬼頭 梓先生へのオマージュみたいな形の文言も入れつつ、そういった建築を継承していくというようなところを考え方として基にして、今の吉祥寺図書館にリニューアルがされているというところがございます。
建築として、建物のハードとして非常に堅牢にできていて、使い勝手もよくて、なかなか使いづらいところも中にはあるかもしれないですけれども、そういうところは今後改修をしながらよくしていくというところは考えておりますけれども、建物は非常に堅牢できちんと造っていただいていてというところはありまして、今日、地震が午前中あったのですけれども、中央図書館の、よく最近地震があったときがあるのですが、4階に事務室がありまして、4階は結構揺れるのです。今日の地震でもまあまあ揺れたのですけれども、ちょうどその地震があった時間、1階で返却本の処理ですとか、朝の本の処理の作業をしているのですけれども、地震があっても1階の職員は気づかないとかというケースが結構ありまして、非常にやはり建物としてはしっかりしているのではないかなと。設計を基に造られた建物としてはしっかりしているのではないかなと。あと、デザイン性もあるというところは評価がされていると思いますので、きちんと継承していきたいなというふうには思っているところでございます。
それで、2点目なのですけども、備品の件です。備品の件で、古くなったものについて、再活用というのは当然しておりまして、歳入のところでもちょっとお答えをしたかと思うのですが、吉祥寺図書館をやったときには、それをほかの庁内の箇所で使っているとか、中央に持ってきて、今、中央の2階で使っている大机なんかもそこにあったものというところで、再活用というのは、できるものについてはしております。
委員おっしゃるとおり、ちょうど建築、建った当時に、きちんと家具の発注をして作ったというものはあるのですけれども、やはり非常によいものとして作られておりまして、結構まだ現役として頑張ってくれているのはいっぱいいます。ただ、やはりその中でも疲れてしまったりとか、汚損してしまったりとかというのもありますので、そういうものについては、使えるところまでは使うように、清掃の方にも磨いていただいたりとか、そういうことはできる限りしているのですけれども、やはりそういう中でも使えなくなってしまったものというのは、仕方ないけれども廃棄というような形にはしているのですが、多分もう本当に、つい最近やる予定のものが今現在進行形のものはあるのですけれども、それでも、5年に1回とか、それぐらいの感じの頻度です。その中でも、今回、一旦廃棄しようかなと思って、もう廃棄場所にためていたものの中で、これはほかでもうちょっと使えるのではないかというものもありまして、それを改めて庁内の掲示板に貼って、ほかで使えませんかみたいなことをやったら、エコreゾートに行くというものも中には出てきましたので、そうやって再利用もしておりますので、有効活用していきたいなというふうに考えております。
以上です。