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令和6年度予算特別委員会

3月21日(木曜日)

令和6年度予算特別委員会
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宮代一利
宮代一利
ワクワクはたらく現職

映像ID: 2701

23596【宮代委員】  令和6年度、2024年度の全ての予算に対し、会派ワクワクはたらくを代表し、賛成の立場で討論します。また、先ほど提出された議案第21号令和6年度武蔵野市一般会計予算に対する修正案にも賛成の立場での討論でございます。
 先ほど、最後の締めくくり総括の中で市長に伺いました。なぜ予算をこのままで提出したのですかということについて、このままでということでしたが、口頭での表明がありましたことを受けて、やはりこういった形できちんと書類上に形を残すべきだというふうに考えていますので、この修正案は、ぜひこの形でいきたいというふうに考えております。
 まず、市長が替わりました。市民の声に耳を傾けるということがもう本当に姿勢として見えてくる、伝わってくる、そういった議論ができたというふうに思っております。冒頭、初日のところでリスクマネジメントについて触れさせていただきました。内部統制制度の実施という形で、新規のものとしてリスクマネジメントの話が出ていましたが、そこに私のほうからは、リスクマネジメントというのは、内部統制、ガバナンスだけではなくて、事業評価をするときにも非常に有効なものであるということで、ぜひリスクマネジメントの手法というものを庁内でさらに活用していただけるようにお願いをする次第です。
 それから、全員協議会の中で、情報量の圧倒的違いという話が出てまいりました。先ほどもちょっとお話が出ていましたけれども、この令和6年度の予算参考資料の丸問題が出てきました。拡充とは何ぞやと。金額が減っているのに丸がついていると、これは私どもはすぐににわかに理解できないわけでございます。こういったところ、でもそれは、きっと職員の皆さんにとっては、この丸はすとんと落ちていくわけですよね。なぜならば、その内容がよく理解できた上で、金額とは別に内容がきちんと変わっているから丸なのだということが理解できている。一方で、その資料を受け取った私たち市民、私たち議員にとっては、このことを理解するまでにかなりの時間とそしゃくが必要になっているということが分かりました。私だけかなと思っていたら、次々と委員からこの話が出てまいりました。やはりこういった情報を共有することは非常に重要なのだということを、今回の予算特別委員会で私たちは学ぶことができました。そして、そのことに対して、執行部のほうから、今度からもっと分かりやすいものにしていきたいというコメントをいただいておりますので、そのことには大いに期待をして、来年の予算特別委員会、また、その前の決算特別委員会に楽しみに臨みたいというふうに考えております。
 それから、今、せっかくコロナがある程度収まってきたかなと思ったら、今度は物価高に大打撃を受けているという状態の中で、その中で、公共施設の大更新時代を迎えるという非常に難しい状況になっていると思います。さらに、物価高だけではなく、人手不足等々の社会的なバックグラウンドがあって、なかなか通常の入札ができないということが大きな問題だということが今回分かってまいりました。どうしても通常の入札ができない場合には、随意契約という形にならなければいけない。そうすると、随意契約になった場合には、その価格の適正性というものをきちんと示す必要があると。ここはなかなか難しい問題であるということが確認ができましたので、ここについても、よく注意をしながら取り組んでいく必要があると思います。
 こういった難しい中で予算を組んでいただきました職員の皆様、本当にありがとうございました。6日間、様々議論をさせていただいて、いろいろなことが見えてきましたので、この今回のものに全て賛成をして、これで令和6年度を迎え、しっかりとした執行をしていただきたい。そして私たちも、しっかりとその情報を広めていきたいというふうに考えて、全体に賛成の立場での討論といたします。