23599【藪原委員】 それでは、立憲民主ネットを代表いたしまして、まず、修正案に賛成、それで令和6年度一般会計、3特別会計、2事業会計の全ての予算に賛成の立場で討論をさせていただきます。
まずは、皆様、本当にお疲れさまでした。「変化する時代 命を尊重し安全・安心な未来を築く予算」と位置づけられた今回の予算は、基本的には前市政を継承し、そして拡充していく予算との印象を持ちました。市政の継続性という点で考えれば当然のことですが、その点、私といたしましては大変評価をしているところでございます。
一方で、昨年末に就任をされた小美濃市長におかれましては、その編成においては悩ましい部分もあったのではないでしょうか。今回の予算審査では、市長の公約についても多く質疑がなされました。様々な公約、家具転倒防止金具、二中、六中の統廃合白紙化、レモンキャブを子育て世代にも、ムーバスの水素バス化、年金プラス5万円、吉祥寺地区の病院ベッド増床、給食の市内産野菜を35%などなど、それらの実現可能性、法律との兼ね合い、整合性などについて様々質疑がなされました。中には課題があると感じるものもありました。
質疑では、子どもたちを取り巻く環境についても質疑をさせていただきました。今現在、進行形で解決しなければならない課題があることなどについても触れました。子どもたちの人権にも関わる課題です。武蔵野市だけで解決できないものもある、そうした現実があるということも理解しますが、今回の予算審査を通して指摘したこと、質疑したことをしっかりと受け止めていただきたいと改めてお願いを申し上げます。今後は本会議もありますし、細かな点については、これ以上この場では述べませんが、課題については指摘をさせていただきましたし、評価する点も多くあったと感じています。
予算編成に御尽力をいただいた職員の皆様、そして、今年度で御退職をされる職員の皆様、皆様の功績に感謝を申し上げて、賛成の討論とさせていただきます。ありがとうございました。