11888◯25番(川名ゆうじ君) 多岐にわたる質問に御答弁いただきましてありがとうございます。結局、何が市政で大きく変わるのかというのはよく分からなかったなと。これからの第二次調整計画で明らかになるのだろうとは思っています。ただもう少し、小美濃新市長の主張がたくさん入っていてもよかったのかなという印象は受けています。
最後のほうはこのビラが、うちにも何十枚──何十枚にもいかないけどいっぱい入ってきて、白紙撤回を求めますと言われても、白紙撤回はできないということですよね。司法の判断に戻すしかないというところは理解しました。また、何を立て直すのかというのは、やはりコロナでいろいろ変わってしまった社会を変えていくというか、元に戻していくという理解だったなと思っています。そうすると、市政運営とはまた別次元の話になりますので、政策論争という話にもできないのかなという印象を受けました。
詳しい話は、やはり予算委員会の中で、全てというか、細かく入っていきたいと思いますが、大きなところで幾つか再質問させていただきたいと思います。前市政と前々市政とその前の市政、要は、私も土屋市長時代、最後の2年半ですけど知っていますし、邑上市政、松下市政とそれぞれ経験していまして、それぞれ特徴があったと思うのです。それらに対する印象、御評価について、御見解を伺いたいと思います。
どの市政がいいとか悪いとか、全然判断はできないのですけれども、よく言われるのは、リーダーシップを持って進めていけという人と、それはワンマン市政だから駄目だという市政があったりとか、市民の意見を聞いて進めていくと、スピード感がなくて進まないではないかと、結構相反することが、その当時、その当時、みんな言われてきていて、どこが最善かよく分からないのです。そう思っていくと、過去の市政をどう評価されて、小美濃市長がどう進めていくのか。今回も理念ですとか原則について長々と述べさせていただいて、どう考えていくのかを伺ったのですけれども、どう判断していくのかというのが、いま一つ分からなかったものですから、再質問させていただきたいと思います。
もう一つは、第二次調整計画をつくって、第七期長期計画はちょっと遅れていくという話がありました。これはそうならざるを得ないのだろうなと思いますけれども、その間どうやってつくっていくのか、また市民とやっていくのか、議会とやっていくのかというのもあります。庁内で決めてぽんと出していくということは、まずあり得ないと思いますけれども、その辺どうやっていくのかということを確認させていただきたいと思います。
もう一つは、財政のシミュレーションとかはなかなか難しいという御答弁だったのですけれども、これをある程度確定しないと、調整計画の財政シミュレーションができないばかりか、もう一つ大事なのは公共施設等総合管理計画です。あそこの財政も変わってくるだろうし、あの計画期間と調整計画と長期計画を合わせていかないと、もうこの施設はこうつくりますと公共施設等総合管理計画で枠をはめられてしまうと、その次の政策も打ちづらくなってくると思うのです。そう考えていくと、長期計画とここの整合性を取っていかないとなかなか難しいと思っていますけれども、この点について御見解を伺いたいと思います。
あと、財援団体に対する評価も伺わせていただければと思います。議会の中では、多過ぎるのではないか、減らせという意見もありますし、やはり市民生活を向上するためには必要だと私も思っていますけれども、なかなか難しい判断かと思います。新しい公社についてはまだまだアイデア段階だというお話だったのですけれども、この評価について伺わせていただければと思います。