11899◯市 長(小美濃安弘君) 新たな課題の御見解と公約と調整計画の関連性についてお尋ねをいただきました。今回、市長選挙が終わったのが12月24日、もう本当に長期計画・調整計画が最後の最後、決裁をするぐらいの状況でございましたので、ある意味、その中身というのは、相当な市民参加、議員参加、職員参加で練り上げられてきたものだと思っております。
ただ公約も、これは市民の皆様との大事なお約束でございますから、そこの整合性をどう合わせるのかということで、今回第二次調整計画を策定させていただくということになっているわけでありますが、全てを見直すというのは、これは長期計画に対しての調整計画でありまして、第二次調整計画に対しましては、今回出来上がりました第六期長期計画・調整計画と、選挙戦における、選挙で私が訴えさせていただいた公約と整合性が取れない部分のみということにさせていただきたいと思っております。
これは、長期計画条例第3条の、市長選挙が行われたときには実行計画を見直し、実行計画を策定すると、このように書かれておるわけでございまして、これは恐らく公約との整合性を取れという話だと思っているのですが、この第3条を基に、今回第二次調整計画を策定いたしますので、選挙を根拠にしないものに関しましては、根拠を失ってしまうおそれがあります。なので、今回市長選挙があったときにはというこの条例に照らして、市長選挙の公約の部分は実行計画の見直しをさせていただきますけれども、それ以外も見直してしまいますと、この第3条の考え方から少し外れてしまいますので、今回は、公約と調整計画とのそごのある部分だけ調整させていただくと、このように御答弁させていただきたいと思います。
2点目の高齢者の就労につきましては、私も同じ考えを持っております。当然いろいろな高齢者の方がいらっしゃいますから、生活の糧にされる、こういう方もいらっしゃるとは思います。しかし一方、自分が社会参加をすること、また就労することによって、自分の健康を保ち、また充実感をしっかりと享受する、こういった方々も多いのではないかと思っております。そういう意味では様々な就労の選択肢をつくっていきたいと思っておりますし、高齢者の皆様からも御意見をいただきながら、本当に皆さんの充実感の達成のためにも、まちぐるみで行っていきたいと、このように思っております。