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令和6年第1回定例会

2月22日(木曜日)

令和6年第1回定例会
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宮代一利
宮代一利
ワクワクはたらく現職

映像ID: 2641

11920◯6 番(宮代一利君)  ありがとうございました。一番最初のところの保健センターの件については、機能ということの指摘に対して、そこの部分を拾っていただいてありがとうございます。そしてその機能というのは、市内のほかの施設との関係においても、その機能をうまく調整していくことによって、この施策というのはうまくいくと思っているので、必ずしもとにかく箱を大きくして増築すればいいというだけにとらわれないで、もう一度しっかりと考えていただきたいというふうに希望いたします。
 それから吉祥寺駅周辺についてですけど、時間がかかるというのは、多分みんな何となく分かっているのですが、ここまで進んでいるというような情報、ここまではやれているのだとか、あとここ何年かでこれぐらいいくのだというようなところを、もう少し見せてほしいなと。特に焦っている方たちがいっぱいいらっしゃるので、焦っている方たちにも取組について、もっとメッセージを出していただきながら。
 もちろんワークショップをやったりとか、いろいろ様々情報交換をしたりすることはとても大事なのだけれども、それにプラスアルファ、この前の全員協議会の中でもあった、行政側と市民の間の情報量の圧倒的な違いというここの部分が、この件についても私はあると思っていて、ここはぜひやっていただきたい。先ほどの御答弁の中で、しっかりとという一言にまとめられてしまっていて、しっかりとって何なのでしょうという感じで、そこはもうちょっと突っ込んでいただきたいなというところが希望でございます。
 それから、避難訓練についてもありがとうございます。庁内でもお話もしていただけているという話で、やはり実際様々地域においてこういったことに取り組むことは非常に重要だと思うので、引き続き。それからフェスタとの関係についても積極的にやっていって、もちろん私たちも声をかけながら、そういったものに参加していきたいと思うので、広めていっていただきたいと思います。
 それから水素ステーション、充電ステーション等の話で、やはりまた出てきてしまうのですけど、象徴的な事業としてという言葉があった上で、先ほど御答弁で覚悟とおっしゃられてしまうのですが、お金を使っていますから。公金、税金を使ってバスを買うわけです。安くない金額ですから。買って、その買ったことによって、何を期待するのかというところは、やはりぜひもう少し見せていただきたい。覚悟って、何を覚悟しているのでしょう。
 この環境の問題については先ほど御指摘させていただいたように、国家間の問題でもあるので、必ずしもこの市でやればいいという、そんな簡単な問題ではないと思います。一方で、市民の皆さんが省エネに努めたりとか、そういう日々の生活の中で廃棄物の削減をやったりするのは当然、とても大事なこと。しかし、今話をしているのは、市が税金を使って投資をするのですということの話をしている中で、本当にどれだけの効果があるとお考えなのか。さらにひいては、ゼロカーボンシティ、あるいはカーボンニュートラルはどこまでやるつもりなのですかということ。これは、私はもうこれからずっと言い続けます。
 ゼロにしてはいけない、ならない。そこには多大な費用をぶち込まなければいけないのです。そこまで本当にやるのですか。最初のところで、今日リスクマネジメントのお話をさせていただきましたけれども、リスクマネジメントというのは、リスクを見つけたら全部回避しましょうというふうにはならないのです。それはなぜならば、費用もかかるし、人手もかかるし、ではどこまでやりますか、いつやりますかが非常に重要というふうに、それがもう基本的な考え方で、それの流れの中でこの環境問題の取組についても、そのいつ、どれだけということについて、もう一度御見解を伺いたいと思います。
 それから、すみません、ちょっと二酸化炭素のお話。ちょっとたまたま私はそういう仕事をしてきたので、どうしてもこだわりがあって、1,000ppmになると感染リスクが高くなりますという説明は、私は適切でないと思います。440から1,000ppmに向けてだんだん上がっていけば、当然それは3密の状態が増えていくわけですから、急にあるところからぽんと跳ね上がると、そういう論文ではないと私は理解していて、厚生労働省のところにもそういった形のことは書いてあるので、ここはちょっと誤解があるまま進むのはよろしくないかなというふうに思います。
 もう一つ、確かに二酸化炭素濃度計は高価ではないので、入れてみてもいいのではないかというのは、私は意見としてはあまりよくないなと思います。安いからやってみればというのは、あまりよろしくないなと。先ほど申し上げたように、実際に導入しても結局使い切れなかったという現実を私は見てきているので、今までどおり3密を回避するように、それぞれみんなで考えて取り組んでいきましょうというふうに導いていくほうがいいのではないかなというのが私の考えですが、一応もう一度、その1,000ppm問題と、本当に二酸化炭素濃度計を全部公共施設に入れますかということについて、お考えをお聞かせください。
 全部やってしまおうかな。それから、先ほど子どもの件について触れていただきました。さすが専門の保護司ということで、様々御経験をお持ちで、やはり家庭にいろいろ大変な困難があるのだということがあって、それを学校と地域が支えるという、これは一つの考え方として、私は非常に重要だと思います。
 対等な存在、これは人権という意味ですよね。子どもも大人も人権という意味では対等です。だけれども、さすがに弱い部分があることについては、保護者としてきちんと守らなければいけないのだという考えを区別していく必要があるのだというふうにおっしゃっていただいたと理解しました。
 ということで、いつもこれはこの後のインクルーシブとも関係しますけど、結局、全部とは言わないけど、なるべく多くの大人たちが、今みたいな市長が御主張されているような考え方、この部分については対等だけれども、この部分については大人としてやるべきことがあるのだといったような、そんなことをやはり日頃から学び、かつ議論をして、そういったものをベースに子どもと向き合うということが必要なのではないかなと思います。
 よく教育というふうになると、子どもが教育される側となるけれども、武蔵野市は、私は大人も学んだほうがいいと思っているのです。様々こうやってここで議論をさせていただくことによって、私自身も学ばせていただいていますし、多くの市民の皆さんにそういったことも理解していただいて、子どもたちとどう向き合うのかということについて考えていただきたい。そのことについて、市長からももっとメッセージを出し続けていただきたいということを希望しますので、コメントをいただければというふうに思います。
 それから、AIとオンラインについては、少なくともコロナの始まったばかりのときに、わっと市民から声が上がって、オンラインをやってくれというときは、あまり芳しい対応はいただけなかったのです。少なくともオンライン授業ということについて、ちょっと明確に私はそのとき理解はできなかったのですけど、様々な理由により全校で一斉にはやらないというふうに結論づけられたという理解をしています。
 ただそれは、コロナ禍における特殊な事情の中での議論だったというふうに理解したとしても、今日御指摘させていただいたとおり、オンライン授業はもう今や日常的に、選択肢の一つとしてはそこに成立している、存在しているという理解をしているので、今後、20年、30年後の教育という話と、あとテレワークも将来はありますという話もありましたけど、もう少し近い未来について考えて議論していただきたい。もう今でも、オンライン授業というものもチャレンジすることはできるはずです。
 それからここに書いてあるとおり、オンライン授業をやるとアーカイブを残すことができるので、いろいろな活用方法もあると思うので、何とか一歩ずつ、一歩一歩の歩幅は小さくてもいいですから、歩み続けていってほしいなと。今全然できていないというわけではないのですけど、さらに積極的にやっていただきたいなというふうに思います。
 教育フォーラムを見に行かせていただいて、児童生徒たちの生き生きとした姿を見ることもでき、それを見て、本当ににこにこ、満面の笑みで喜んでいる先生の姿を見て、今、教育の現場って本当にどんどん進歩しているな、双方向的な授業も本当に上手にやり始めているのだということを、今私は実感しています。なので今の現場はとてもいい状況ですけれども、もう一つの選択肢として、このオンラインの授業の活用についても考えていっていただきたいなというふうに思うということです。組み合わせることが大事だと思います。
 あともう一つ、ここで今日、この中の話には出しませんでしたけれども、学校になかなか行きづらい子どもさんたちもいる。その子たちに対してこのオンラインの授業というのは、きっと有効に働きかけることができていくものなのではないかなと考えている、そんな側面もあるので、ぜひそういったことも含めて、徐々にでいいですから、前向きに取り組んでいただきたいというふうに思います。こちらもコメントいただければと思います。
 以上お願いします。