11946◯1 番(道場ひでのり君) 了解しました。リーダーシップの件に関してはちょっと後でやりましょう。
具体的な話としてのオンライン授業。できることからやればいいのです。いきなりコロナとかになって、全員でやるとかになると、これはすごく難しい話で、できることからやっていって、それが最終的にオンラインで何か成果ができればいいのです。だから、まさにトライアル・アンド・エラーというか、トライ・エラーというか、それをやっていってほしいのです。あの導入したときに、どういうことになっていくかなとかといろいろ想像していて、各自治体によって、すごく差が出ています。はっきり言って。成功しているところにどんどん習いに行く、これはやはり肝腎なことです。そういう勉強をしていただきたいなと思います。あのとき、コロナになって、オンライン授業をやってくれと言って、保護者の方々から署名を頂いたのを覚えていらっしゃいますか。切実です。あれを、ああいうことを忘れてはいけないのです。忘れないでほしい。そして、総合教育会議の場で市長としてリーダーシップを取っていただきたいと思います。これに関して、どう進めるか、私の今言ったことが理解いただけたか、確認をください。
学校の統合に関しては、大野田小学校にこの間ちょっと遊びに行ったのですけれども、びっくりしました。やはり新しい学校というか、まさに長屋式ではないのです。廊下があって教室ではなくて、もう自由になっているわけです。同じ授業料というか、出していて、うちの地元の学校とかはやはり古いわけです。スケルトンのそういう形のものというのは今後できていくと思うのですけれども、学校の統合に関して言えば、人口の増加とともに増えてきたわけです。これは12月にやったのですけど、22年に一中、その後2年ごとに、一中、二、三、四と、22年、24年、26年、28年。そして、8年空いて、36年に五中ができて、10年後の46年に六中ができたのです。これはなぜかといったら、簡単な話で、人口が増えたからです。でも、減っているというか、武蔵野市の場合は全体の人口は減っている。だから、人口の推計云々ではなくて、セグメントとしての、子どもたちの動きとして考えなければいけない。子どもは恐らく減っていないのです。小学校は数がそんなに減っていないのだから。2%か3%しかないから。その動向を考えてやらないと。はっきり言えば、私立中学や国立中学というか、そういうところに行っている。受験で行くのだと思うのですけど。ということは、それははっきり言って、公立中学校の魅力が落ちているわけです。だったらどうするかです。簡単に言えば、魅力のある学校を造るということです。もしその規模で運営していくということになれば。そういう見方をしてほしい。これは教育長と12月やったのですけれども、それこそ、狭小なこのまちなら、どでかいものを1個。どでかいものがいいわけでもないですけど、施設が全部整った魅力のある中学校でもあったりすると、親は行かせたいと思うかもしれません。でかいものがいいとは言いません。ただ、いつも私が思うのは、人の数というのは結構大事だと思うのです。子どもの数。摩擦が起きて成長していく。それこそ、クラブ活動の数だってそうだし、習熟度別の学習だってできるかもしれないし、そういうことは肝腎だと思うので、これに関しては御見解をお願いいたします。
学校給食は了解いたしました。確かにそうです。即決でとかと言われると、やはりアレルギーが出てしまいます。丁寧にされるということなら、その説明、都の説明をしっかりと踏まえて、スパンを考えていっていただければと思います。
学童クラブの昼食、休業中の昼食に関してですが、金銭面でそういうことはできると思います。ある意味、税金の使い方になりますから、公平感があるか、これははっきり言って、政治判断だと思います。働くお母さんたちはやはり切実です。国として労働人口が減っている以上は、女性は必ず社会に出ていってもらわないと困るわけです。ある意味、国策でそうなっているわけです。それをどこで市が負担するかということは、市長としての政治判断が問われるのかと思います。これに関しては政治判断をしていただくものだと思いますが、これに関しても一応、どう考えていくか、御確認をお願いいたします。
吉祥寺、三鷹の件です。三鷹の北口には、それこそ私は毎週立っておりますので、週に二、三回は立っておりますので、市長選挙の後にもう何十人の方に言われました。工事はいつから始まりますかと言われています。本当に。やはりそうですよね。この公約にも出ているわけであって、私が三鷹の北口に立っていれば、その辺の人なのですから、分かるわけです。この公約を見て、新市長になれば北口はすぐに始めてもらえるものだと非常に単純に思われている方が。ちょっと待ってくださいと一生懸命やっておりますと、私は、やっているようですよとは言うのですけど。これに関してはスピード感を持っていただきたい。特に交通の危機意識を確認されていたので、これはすごく大切なこと。それと、推進するには、いわゆるステークホルダー、関連する方々の調整があると思います。これは正直、市長でないとできない仕事だと思います。例えば、そういう開発業者が入っていっても、普通の人は、どうなのだろう、大丈夫なのかなとかいろいろ、やはり疑うわけです。でも、市が率先して、そのトップの市長が、私がやりますと言えば、相当やはり理解はされて、話は進んでいくものだと思います。ということになると、ここもリーダーシップを発揮する場だと思います。これに関して御見解をお願いいたします。
それから、住民投票条例。これは肝腎なのです。私は総務委員会で2時間やりましたけれども、一番最終的に帰結したのは、議論が足りなかったからあんなことになったわけです。事前の議論がしっかりされていれば、あんな騒動にはならなかったかもしれない。議論不足。内容にももちろん問題があったのだけど、その以前に、議論が足りない。これは駄目ですよということだったわけです。となると、議論の凍結までというのはちょっとまずいのかなと思ったりするわけです。当然、行政のほうから、今はちょっと冷却期間ということで、それは分かるのです。炎症を起こせば、当然冷却するのがいいわけですから。それはいいのですが、議論はすごく大切なことだと私は思うのです。おまけに、有識者の懇談会もあったわけで、いろいろなそういう意見も出てきているわけです。時間がたてば、それはもう古新聞になります。やはり時代が変わるわけだから。取りあえず、その情報に関しては、先ほどほかの議員からもありましたけれども、どんどん開示をして、どうなのでしょう、議論の場ぐらい何かあってもいいのかなと。議論の凍結までというのは。この公報のほうには、公約のところには、外国人となっている。外国人住民投票条例は凍結となっている。議論となかったのです。今度、こっちの施政方針のほうには議論も凍結とあったので、えっと私は思ったのです。だから、そこは議論の凍結までするべきなのか、どうなのでしょう。議論の不足で反対した私から言えば、ちょっと問題があると思っております。御見解をお願いいたします。
そして、保健センター。分かりました。これは対案をすぐ出してください。すごく大事なことだと思っております。40億が70億になるというのは、全くレベルの違う問題ですから、ぶっ飛んだわけです。でも、いわゆる医療保健というのは教育とかとほぼ同じぐらいのレベルの大切なことなので、そういうことに関しては、今あるものだって、もう老朽化しているわけですから、これは何らかすぐやらないと。ですから、対案を出すならすぐに出していただいて、皆さんが議論できるような環境をつくっていただきたいと思います。これに関しても御確認をお願いします。
そして、最後、長計なのですが、何かがんじがらめになって、縛りがあって、何にも動かない。人間は、呼吸するときに、考えて呼吸していません。歩くときも、右の足、左の足と順番に考えて出していないではないですか。あまり考えると何もできなくなってしまうのです。入学式の行進のときに右足と右手が一緒に出てしまうようなもので。考え過ぎてしまうとおかしくなってしまうわけで、もうちょっといろいろな計画なんかも整理して。この際ですから、何か整理したらどうかなと私なんか思いますけど。そういうことからいうと、私が言いたかったのは、長計のスパンです。いわゆる10年というのがこの時代にそぐうものかどうか。長計は大切なやり方です。皆さんが絡んで、いろいろな議論をしながらつくっていくものだから、すごく大事です。だから、そういう点でいうと、このスパンというのがこのVUCAの時代でやっていけるか。ちなみに、市長、VUCAの時代は御理解されているか、一応御答弁をいただければと思います。