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令和6年第1回定例会

2月27日(火曜日)

令和6年第1回定例会
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11981◯教育長(竹内道則君)  私からは、まず1の(1)1)と2)の東京都の補助制度の動向についての御質問にお答えいたします。
 学校給食費の半額補助については、給食担当課に直接東京都からの連絡はございませんが、担当課長会や教育長会の中で一定の情報提供がございました。遡りも検討していると聞いていますが、詳細が不明のため、東京都の正式なスキームを待っている状況でございます。
 次に、大きい御質問の2の(1)1)の子どもの権利擁護委員を置くこと等子どもの権利条例の具体化に関連して、いじめ対策に関する御質問でございます。
 まず、いじめ防止関係者連絡会についてですが、いじめ等の未然防止や早期解決へ向け、全市的な行動、連携を深めることを目的に、昨年の7月に開催をしております。この連絡会は、子どもの権利条例制定前から行っており、毎年6月、7月頃に年1回開催しております。
 次に、2)武蔵野市いじめ問題対策委員会についての御質問です。この委員会は、市立小・中学校のいじめ防止等のための対策を実効的に推進することを目的に、昨年の8月に一度開催しました。会の取組では、委員長、副委員長の選出、委員会の位置づけの確認、本市のいじめに関する現状と取組について報告をし、その内容について、委員の皆様に審議をいただきました。その中では、いじめの定義を強く意識する必要がある。いじめの定義については、いじめの初期段階から芽を摘もうという意図を感じる。いじめの定義について、子どもや教員、保護者にも啓発が必要だといった意見をいただきました。また、委員からは、開催回数を増やしたいという意見がございましたが、年度内の調整は難しく、2度目の開催には至っておりません。次年度は早めの日程調整を行い、開催回数なども検討してまいります。
 続いて、3)いじめ問題対策委員会の審議内容の周知についてでございますが、学校に対しては、定例で行っている校長会、生活指導主任会を通じて審議内容を周知し、各校で生かしていくよう指導しております。
 家庭に対して、審議内容を直接は伝えておりませんが、いじめ関係者連絡会でいただいた意見も勘案し、いじめは犯罪ですといったメッセージ性を明確にしたいじめ防止リーフレットを9月のいじめ防止月間に作成し、全家庭に配布し、周知しております。
 また、本委員会の取組については、市ホームページに掲載しておりますが、武蔵野市立小・中学校のポータルサイトにおいて、いじめ防止の取組を掲載することにつきましても、今後検討してまいります。
 4)いじめ問題対策委員会に子どもの声や意見を取り入れることについてでございますが、これまでも武蔵野市教育委員会では、武蔵野市いじめ防止基本方針ポスターの作成時に、子どもの意見を集め、その意見を反映して作成しています。武蔵野市いじめ問題対策委員会の組織及び運営に関する規則に、必要と認める場合には、委員以外の者を会議に出席させ、意見または説明を聴取することができると定められていることも踏まえ、今後も子どもの意見を集め、本委員会で共有してまいりたいと考えております。
 以上です。