12405◯7 番(本多夏帆君) ワクワクはたらくを代表し、採択の立場で討論します。
条約の理念に賛同するものであり、国内でのあらゆる救済措置がかなわなかった場合に通報する仕組み自体があることは、反対するものではないと考えました。一方で、懸念されている、国内における混乱や不当な扱いを受けるといった勧告等の処分については、この選択議定書にかかわらず、既に問題視される事象が発生しているとのことです。
コロナ禍のときもそうでしたが、各国の価値観というものは否定されるものではなく、勧告等を受けて考え、そしてその上でどうするのかということは、各国に委ねられているものと思います。そこで真剣に議論がなされ、はねのけるものははねのけるといったこともあり得ると思います。コロナ禍でそうした場面を多く見たことは、記憶に新しいのではないでしょうか。何であってもそうですが、うのみにするのではなく、熟議、熟慮、そうやって人間社会の理想を追い求めていくものと考えます。
以上、賛成討論とします。
(17番 山崎たかし君 登壇)(拍手)