14263◯22番(山本ひとみ君) それでは、私のほうも、この議案に対して質問をさせていただきたいと思います。
武蔵野市長及び副市長に支給する給料の特例に関する条例で、減額をする条例であります。これは非常に重い条例だと思うのです。先ほどの議論を聞いていて、ちょっと疑問が大きくなったところもありますから、改めて伺いたいのですけれども、今回、提案理由には、教育委員会教育長の任命における対応、そのことに関して、市政運営に影響を与えたことを鑑みとあります。ですから、市政運営にどういう影響があったのかということを伺いたいと思うのです。
私としては、ハラスメント行為に対して、今日のお話でも市長の対応はやはりまだ甘い点があると思います。例えば、内容を当人から聞いていない。ハラスメント行為はあったというふうに所属機関ではっきり認定しているわけです。それで、懲戒処分が出た。それは誰もが見えるところで書いたわけです。いいかげんなことではないと、大切な内容だと思うのですけれども、ハラスメントかどうかということに関しては、やはり市長は差し控えるのですか。でも、反省をしているともおっしゃいました。それで、この人は3月の時点では教育に関する考えがしっかりしているというふうに認識をしていたともおっしゃっていましたけれども、私は、仕事ができるかどうかということの中に、ハラスメントをやらない、パワハラであろうが、セクハラであろうが、しないということは、仕事の中、その人の対応の中の重要な柱と思っているのですけども、市長はその認識は変わりましたか。変わったかどうかということを言っていただきたいです。ハラスメント行為に関して、かつて持っていた認識がこの間の過程で変化をしたのか。何からどういうふうに変化をしたのか。それから、先ほど言いました、当人から聞いていないからまだハラスメントかどうか言えないということを今でも思っているのかどうか、ここを確認したいと思います。