12682◯教育長職務代理者(清水健一君) まずは第四小学校のセカンドスクールに行かれて、大変いい御体験というか、子どもたちの活動を見ていただいて、本当にありがとうございます。それぞれの学校で子どもたちが日を追うごとに成長していく様子というのが、セカンドスクールではいろいろなところで見られるのではないかと思います。
では、今のきくち議員の御質問についてお答えしたいと思います。今まで武蔵野市では教員の授業時間数軽減のために、武蔵野市独自の市の時間講師を任用して、教員1人当たりの持ち時数を減らしてきています。また副校長や教員の事務量軽減のために、事務補助を各学校に配置しています。こういった市の取組が教員の仕事量の軽減につながり、教員の満足感、達成感が少しずつ高まってきているところであります。
昨年の教育委員会訪問で、市内のある小学校に行きました。先生方が笑顔でとても楽しそうに仕事をしているのです。校長先生に伺いました。そうしたところ、先生たちには指示をするのではなく、先生方が気づき、主体的に考えて仕事ができるようにしていますということが1つと、それからもう一つは、それぞれの先生方のいいところを見つけて、それを伸ばすようにしていますというお話がありました。こういう取組が、やりがいのある学校環境をつくり出していると言えるのではないかなと思っております。
さらに学校が教員にとって働きやすい環境になるように、管理職が教員一人一人のよさを引き出して、悩みに寄り添うとともに、教員同士が互いに尊重し合って、和やかで、帰属意識の高い学校組織づくりを目指していけるように、私としてはこれから学校公開などの機会を捉えて、学校の先生方にこれを伝えていきたいと思っております。
以上です。