12759◯選挙管理委員会事務局長(平之内智生君) それでは、項番4について選挙管理委員会よりお答えいたします。選挙管理委員会委員長に代わりまして事務局長より答弁いたしますことについて御了承くださいますようお願い申し上げます。
それでは、まず1番目、投票のなりすまし防止に対する武蔵野市の対策についてとの御質問でございます。武蔵野市では、他の区市町村と同様に、選挙人に対して、選挙があることをお知らせし、投票所での選挙人の名簿対照における本人確認をスムーズに行うため、投票所入場整理券を選挙の案内とともに各世帯に配付し、その入場整理券を用いて投票所で一人一人の名前を呼んで本人確認をした上で受付を行っています。投票のなりすましは公職選挙法第237条に規定する詐偽投票罪に当たるため、総務省からも投票所入場券等に注意喚起の文面を記載するなどの違法行為の防止策について適切に運用を求められていることから、武蔵野市でも、入場整理券を送付する案内の同封物に、本人以外の方が投票したり、選挙権がない方が投票したりすると罰せられますとの文面を記載し、注意喚起をしているところです。また、選挙人が投票入場券を持参しないで投票所や期日前投票所にいらした際には、入場整理券が届いた御本人か分からないため、氏名、住所などの確認、公的機関が発行した身分証明書などの提示を求め、本人確認を徹底していくこととしています。
次に、2点目の投票率向上に向けて武蔵野市での新たな取組についての御質問でございます。投票率の向上について選挙管理委員会でできることといたしまして、日頃からの、有権者に政治への関心を持っていただくよう啓発に努めるとともに、有権者が投票しやすい環境づくりを進めることだと考えてございます。今回の東京都知事選挙において、新たな取組ではありませんが、本宿小のスロープや手すりの改修による投票環境の改善を行います。そのほか、資材等の啓発としまして、駅頭啓発などでのポケットティッシュの配布、のぼり旗や横断幕の掲出や、ツイッターやフェイスブック、市公式のLINEなどのSNSの活用、市報やむさしの−FM、ケーブルテレビを活用した広報を、前回の12月の市長選、市議補選と同様に行います。武蔵野市選挙管理委員会では、これまでと同様に、引き続き選挙の啓発による選挙の周知と投票環境の向上に向けて取組を進めてまいりたいと考えてございます。
3番目、選挙公報配布に関して、都知事選挙における武蔵野市での対策でございます。武蔵野市では、事前の打合せにおいて各戸配布の徹底を指示するとともに、前回までで選挙公報が届かなかった方について確実に配布するよう重ねてお願いをしているところでございます。また、不達の連絡が入った際には速やかに再配達をするよう徹底をしているところでございます。東京都選挙管理委員会が開設しました東京都知事選挙特設サイト上では、6月22日の土曜日に選挙公報が掲載される予定であると聞いてございますので、武蔵野市では、市公式ホームページや市公式LINEのほか、XなどのSNSを活用して選挙公報の周知や広報を予定しています。さらに、東京都選挙管理委員会から選挙公報が届き次第、市役所、各市政センター、図書館、コミュニティセンター、期日前投票所にも備え置き、いち早く御覧になりたい方はそちらでも手に取っていただくことができるようにするとともに、SNSや市公式ホームページでも御案内をしていく予定としているところでございます。
以上です。