12843◯市 長(小美濃安弘君) それでは、深田貴美子議員の一般質問にお答えをいたします。
まず1点目の、教育推進室の今後の展開についての大きな1点目の3点目についてお答えをいたします。これは人事に関する御質問でございますので、私のほうからお答えをさせていただきます。教育長に関するリストについての質問でございますが、教育委員会に教育長リストがあるということは、私は存じ上げておりません。
続きまして、1点目の4点目、教科書選定に関わる御質問でございます。教科書採択の権限は市教育委員会にあり、権限の執行に当たっては、市民の方々に疑念を持たれないよう、公正性、透明性を担保することと説明責任を果たしていくことが重要であると考えているところでございます。
続きましては、大きな1点目の5点目、保健センター構想における教育部局の機能分散についての御質問でございます。これまでも、教育部や子ども家庭部、健康福祉部などは、子育て支援や教育活動の充実のために、庁舎内で、階が違っていても緊密に連携を図っており、その方向性は今後も変わらぬものと考えております。保健センターの施設整備では、教育支援センターやチャレンジルームの機能が入ることを想定しておりますが、教育推進室をはじめ、様々な部署や関係機関と連携しながら、子どもと子育て家庭への切れ目ない支援体制を強化していくものと認識をしております。
次に大きな2点目、公益財団法人武蔵野市福祉公社及び社会福祉法人武蔵野市民社会福祉協議会の新社屋についての質問でございます。
大きな2点目の1点目、福祉公社、市民社協の社屋改築事業への市からの補助の支出に対して、市民社協と消費貸借契約を結び、返済を求めるかについてでございます。この件に関しましては、現在、両団体に対する支援の在り方について、庁内関係各課と調整・協議中であり、今後、適切な時期に議会へ報告する予定となっております。
続きまして、大きな2点目の2点目、福祉公社、市民社協の社屋改築事業に伴う工事期間の仮事務所の総コストについてであります。福祉公社の仮事務所につきましては、月額賃料が共益費を含み税込み170万424円です。その他、敷金として10か月分で1,288万2,000円があります。市民社協の仮事務所につきましては、月額賃料が共益費を含み税込み206万850円です。その他、敷金として12か月分で2,248万2,000円がございます。工事期間の仮事務所の総コストは、現時点では、賃料と敷金で今年度に7,091万5,890円になる見込みですが、敷金につきましては両団体の負担となりますので、市の負担としては、差引き3,555万1,890円となります。仮事務所の賃貸契約につきましては、引っ越しの時期を見据えたタイミングでの物件の状況や、契約である、相手方もある話であるため、事務所に必要な広さなどの条件を総合的に判断した結果、決定したと報告を受けており、適切であると考えているところであります。
次に、大きな2点目の3点目、福祉公社、市民社協の社屋改築事業に係る社協の理事会、評議員会の会議録についてですが、議事録につきましては、現在、事務所に備え置いてありますが、今後はホームページへの公開も含めて指導をしてまいります。
財政援助出資団体のガバナンスについてでありますが、市といたしましても、引き続き、財政援助出資団体自身のガバナンスの確保とともに、社屋改築事業も含めて、関係課とも緊密に連携しながら、団体への適切な指導監督に取り組んでまいりたいと考えております。
次に、3番、市民の生命と安全を守ることについてでございます。
大きな3番目の1点目です。令和6年4月15日付で小池百合子都知事に提出された要望書についてであります。3の1、都営水道への早期統合に関する要望への回答についての御質問をいただきました。都知事には、早期の統合に向けてより一層の協力と、都民全体にとって実りある統合となるよう、相互協力していくことを要望いたしました。都知事からは、要望の趣旨について御理解をいただき、担当部署へ申し伝えるとの回答をいただきました。その後、水道局幹部の方と面会し、お互いスピード感を持って、知恵を出し合いながら進めていく旨を確認しているところでございます。
次に2点目、学校災害用井戸のPFASの水質調査結果を踏まえた井戸を利用している施設等への質問でございます。水や土壌等からの農作物へのPFASの移行などが明らかとなっていない状況においては、飲用を伴わない井戸水の利用について、明確な対応方針を提起することは現段階では困難であるため、基本的に、飲用井戸の設置者への情報提供等の対応が重要であると考えております。
飲用井戸については、東京都保健医療局が事務を所管しており、PFOS・PFOAを含む水質検査を実施し、指導や助言を行っております。検査結果につきましては、保健所を通じて井戸の設置者に通知を行っておりますが、水質管理目標設定項目として、PFOS・PFOAの暫定目標値50ナノグラム/リットルを超えていることが判明した場合は、正式な検査結果を発行する前であっても、設置者に超過した旨を連絡し、水道水を使用するよう助言を行っており、東京都は、飲用しない取組の徹底が重要であるとしています。
市では、今年度、民間井戸のPFASの水質調査を実施しておりますが、飲用を伴う井戸については、調査結果の数値が暫定目標値を超えた場合、東京都の対応と同様に水道水を使用するよう助言を行いたいと考えております。
続きまして、大きな3点目の3点目、吉祥寺東町3丁目の武蔵野美術大学移転に伴う解体工事及び建設工事期間中の事業者との協議ポイントについての御質問であります。まずは市民の安全確保が第一と認識をしております。今後とも、市のまちづくり条例や建築基準法等関係法令に基づき協議を進めてまいります。
私からは以上でございます。残りの質問に関しましては、教育長職務代理者よりお答えをいたします。