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令和6年第3回定例会

9月3日(火曜日)

令和6年第3回定例会
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13069◯教育部長(真柳雄飛君)  私からは、大きな1点目、第五小学校の仮設校舎への仮移転により想定される影響と対策等についてお答えいたします。
 まず、1点目の第五中学校新校舎の建築工事の進捗状況についてです。8月現在の工事の進捗ですが、校舎棟は9月の中旬の上棟に向け最上階の3階躯体工事、体育館棟は鉄骨建方工事を行っている状況です。また、仕上げ工事も1月の竣工に向けて1階から順次開始している状況です。仮設校舎の小学生仕様に切り替える工事についての質問ですが、現在の中学校が利用している仮設校舎には、学童、あそべえの機能がないため、10月より仮設校舎の増築工事を行い、その部分の整備を進めていきます。既存仮設校舎につきましても、第五中学校の新校舎への移転後の3月に仮設校舎の一部を小学校仕様に改修し、令和7年度から第五小学校の生徒が利用できるよう整備する予定としています。
 2点目、校庭で実施される体育の授業との現段階での調整についてでございますが、既に第五小学校と第五中学校の管理職と教員の担当者間で、教育活動に支障が出ないよう、体育の授業や休み時間における校庭や体育館のプールの割当ての調整を指導課も助言しながら行っております。なお、プールについては近隣の関前南小の協力を得ることが決まっております。
 3点目、小学校と中学校の授業時間の差異による影響についてでございますが、校舎が分かれておりますので、授業自体に大きな影響はございません。
 4点目、仮設校舎への通学のためのスクールバス運行の現況についての御質問ですが、第五小改築に伴うスクールバスについては、改築懇談会での意見及びアンケート調査結果を踏まえ、希望者全員が利用できる形で検討を進めております。バスの運行は月曜日から土曜日、時間は早朝あそべえ及び学童クラブにも対応できるよう、午前7時頃から午後6時30分頃までの間での運行を検討しております。
 5点目、通学路の変更による登下校の見守りについての御質問ですが、学校改築に伴い、学区外への登校となることから、児童の安全確保を第一に、特に伏見通りの横断には最大限の配慮が必要なことから、登下校のための安全教育や一定の見守りの配置が必要だと考えております。学校や保護者、関係課と連携しながら、児童の安全をしっかり確保できるよう詳細を検討しているところでございます。
 6点目、小学校と中学校の相互乗り入れ指導の可能性についてでございますが、総合的な学習の時間や学校行事、委員会活動で小・中学校の交流の可能性が考えられます。実際、コロナ禍前は、第五中学校が実施している市長への提言という毎年のイベントに第五小学校の児童が参観するなど既に実施しており、こうした取組が一層進められる可能性があると考えております。
 7点目、第五小学校、第五中学校に限らず、小学校と中学校の交流の可能性についてでございますが、これまでも6年生による中学校訪問などで行われており、今後も中学校教員による出前授業や武蔵野市民科、学校行事や委員会活動等を通じて、小学校と中学校の交流が増えることが考えられます。
 8点目、なぜ中学生が学校間交流を希望するかについてでございますが、これはこれまで学校では武蔵野市民科や特別活動を中心に対話的な学びを各教科等で実施し、多様な人々と交流することを推奨するなど、多様性を生かす教育が進められてきた成果なのではないかと考えております。また、中学生になり、小学校時代の友人と会ったり、未知のものへの興味が湧いたりするなど、中学生として成長する中で自己の確立が進んだことも理由の一つだと考えます。
 以上です。