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令和6年第3回定例会

9月3日(火曜日)

令和6年第3回定例会
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道場ひでのり
道場ひでのり
自由民主・市民クラブ現職

映像ID: 2781

13139◯1 番(道場ひでのり君)  誤解はしておりません。まずは順番からいうと、対応が遅かったということをしっかりと認識されているのだったら、それはそれで1つ解決はします。だから、今後こういうことは起こらないようにと思います。というのは、誤解はしていない云々というのは何を言っているかというと、頻回に出始めたとか、出たとか、どこかで出たとか、例えば川上村で出たとか、長野で出たとか、そこで行動をしなければいけないということを言っているわけなのです。だって、結局ぎりぎりまでこうやって来たわけではないですか、追い込まれたわけです。
 だから、もっとやはり早い時点で、去年出なかったのは幸いだけど、実は去年ほかの地域ではすごく出ているのです。間違いないのは、コロナでそういう生態系とかいろいろなものが変わって、熊の生態とかも変わったことは間違いないわけだ。そういう中で、去年は出なかったのは、それはいいとしてでも、でも、熊が最近出始めたぞというのは分かっていなければいけない。本来なら、2022年、だから2年前あたりにそういうカメラを、例えば遠隔でできるようにしておくとか、何かやればよかった。まあ、そこまでは確かに思いはつかなかったのかもしれないけれども、今年はとにかく春先からさんざんにテレビでやっていたわけです、秋田とか東北のほうでは。やはりそこで、実際6月に入って川上村でも出始めた、長野でもそういう注意が出たという段階で何らかの対応を打っておけば、こんなぎりぎりになって大騒ぎにならなかったと。要するに、さっきも言ったように、青少協のこのジャンボリーに関わる人たちって物すごくたくさんいるのです。私もやっているから分かるのだけれども、すごく多くの人が時間を割いて準備をするわけ、子どもたちに安全に楽しんでもらいたいからといって。それを考えて、やはりそこもイメージしてほしいのです。
 もう一つ、これは非常に厄介なことなのは、行政の方々の仕事に対しての取り組み方というのは、基本的に継続事業、事業を継続することがすごく大切なことだから、これは間違いないのだけれども、そうなると、中止をするとか延期をするとかということに対してすごくネガティブにならざるを得ないのも分かるのです。だけど、危機管理なのです。だから、それが逆にネックになって判断ができなくなるとまずいわけです。
 そういうことでいうと、私思うのだけども、市長はどうやら、プロアクティブの三原則というのは、以前もちょっと話したこともあるのでお分かりだったと思うのですけれども、こういう危機管理に関して、幹部職員、当然、防犯関係、安全関係のそういう部署の方もいるのですけども、職員講習とか、そういうことはきちんとされているのですか、また幹部職員も。さっきも言いました、プロアクティブの三原則とか言っているけど、これは全然難しい話ではない、当たり前のことなのだけど気づかないのです。気づかないから講習を受けたりして喚起をしていくわけです。だから、本当に安全なここのまちに住んでいて、ほら、昔はやった言葉があるでしょう、ゆでガエルか。カエルは変温動物だから、水の中から温めていっても、結局気づかずにゆで上がってしまうと。要するに、危機管理もそうなのです。安全な中にずーっといると、何でも安全だと思って──実際は、我々は本当に熊のいるところに行くはずだったわけ。もし市長が中止していなかったら、私は24日に熊と会っていたのです、本当に。だから、それはもう中止していただいて感謝しているのですけども、今お聞きしたとおり、ゆでガエルにならないためにも、講習とか、研修とか、そういうことはされているか、今後どうされるか、ちょっとここは答弁をお願いいたします。