13158◯市 長(小美濃安弘君) 三島杉子議員の一般質問にお答えをいたします。私からは、大きな2番目、武蔵野東学園友愛寮の入寮者の人権を守ることを求めることについて、お答えをさせていただきます。
1点目、グループホームの事業終了についての質問でございます。市は、東京都と連携協議しながら対応を行っており、東京都からは、全員の行き先を武蔵野東学園と直接確認していると伺っております。事業終了の可否については東京都が判断するものでございますが、市といたしましても、最後の一人まで取り残されないように丁寧に支援することを東学園側に強く要望しております。
2点目、友愛寮事業終了の御質問については、市としても残念な結果であると考えておりますが、武蔵野東学園と譲渡先法人の責任において、最後の一人の行き先が見つかるまで、個別に相談を受けながら寄り添った支援をしていく旨を確認しております。市といたしましても、今後も利用者の生活の場を守り、人権を守るという重要な視点で、指導監督を所管する東京都と連携しながら、武蔵野東学園及び譲渡先法人に対して、一人一人に寄り添った支援をすることを引き続き強く要請してまいります。また、譲渡後も、他施設へ移られた方や在宅に戻られる方に対しても、個々の支援計画を作成する相談支援事業所とも連携して、引き続き丁寧に支援をさせていただきたいと考えております。
次に、大きな3点目です。武蔵野市の東部地域に児童館の設置を求めることについてという御質問であります。
1点目、子どもの居場所に関する声についてであります。令和5年度に本町コミュニティセンター協議会が中心となり開催した地域フォーラムにおいて、子どもや若者世代が使える場所を求める意見があったと伺っております。子どもへのアンケートについてですが、本年3月から4月に実施した本町コミセン移転に合わせて複合化する施設に関する利用者等アンケートでは、10代以下65人から回答をいただきました。アンケートの自由記載の主なものとして、飲食、運動、勉強等ができ、子どもたちだけでも利用できる空間を求める御意見がございました。
2点目です。庁内検討委員会での検討内容についてであります。東部地域に不足する中高生世代の居場所づくりの必要性を確認し、本町コミセンと複合化する施設として検討しております。また、居場所の施設イメージの共有や、子どもの声を聴く機会の確保などについても議論をしてまいりました。
次に、3点目です。児童館の設置についての質問でございます。現在、第六期長期計画・第二次調整計画でも、主に中高生世代を対象とした子どもの居場所として、児童厚生施設も視野に入れた形で議論を詰めております。また、並行して、策定中の第六次子どもプランにおいても、東部地域における子どもの居場所の確保について検討しております。
次に4点目です。子どもの声の反映についての御質問であります。どのような機能や設備が望ましいかについては、内部でも検討するとともに、Teensムサカツなどを活用したヒアリングやアンケートを通じて、子どもたちの意見も聴く機会を設ける必要があると考えております。
他の質問につきましては、教育部長より答弁いたします。