13282◯24番(西園寺みきこ君) 御答弁ありがとうございました。そうですね。最後のそのコミュニティの話、何かすぐに目先のことに対策が出るとか、ここで明確な御答弁をいただくというような、そういうことではないのですけれども、でももうちょっと小美濃市長の生のお声が聞けるのかなと思って、今回は取り上げさせていただいたのです。
ちょっと話がぽんと飛ぶように聞こえるかもしれませんけど、私が武蔵野市で地域活動を始めた2000年代の前半の頃、小美濃市長はその頃、都議会議員をされておりました。その頃は、私はごみ減量とか美化の活動から始まったのですけれども、青空市のごみ当番の手当が1日5,000円でやっていたというのを、小美濃市長は耳にされましたか。私はそれを最初に聞いたときびっくりしたのですけれども、当時はそういう市民の仕事、ボランティアの仕事というものの整理が多分、全然できていなかったのではないかなと思います。
ここにおられる職員さんは、まだそういう時代を知っていらっしゃる方がいるか、私は分からないのですけれども、その後、いろいろな補助金の整理とか、それからいろいろな市民のお仕事、お手伝いのお仕事なんかの整理は、少しずつされてきたかなというふうには思っているので、そんな1日ごみステーションのところに立って5,000円なんということは、今全くないということははっきり申し上げておきたいと思いますが、そんなことも武蔵野市では実はあったのだなと思っています。
けれども、今回そのコミセンの窓口の方々から、窓口手当が二十何年変わらない、どうなのだろうという声が上がるのは、私はもうこれは避けられないというか、そういうことをみんなで一緒に我慢しましょう、身を切りましょうという話ではもうないのではないかなというのが、今日の趣旨なのです。言いたいことなのです。やはり何らかの形で改善は、これは避けられないでしょうということを申し上げたいのです。それをきちんと検討していただきたいのです。
今、小美濃市長からの答弁では、それぞれの部署でと。私は現状ではそうならざるを得ないと思います。だって一つ一つ法的根拠も位置づけも全然違うのだから。だから統一してやりましょうなんということは、現状では非常に難しいと思います。けれども、これは武蔵野市のまちづくりという大きな面で捉えていくと、やはり何らかそこに1つ通る筋のようなもの、小美濃市長にぜひその骨を入れていただきたいのです。市議会議員の報酬も40年ぐらい変わっておりませんけれども、それはさておき、二十何年、三十何年間、ずっと変わっていない、みんなで我慢しましょうというのはもう駄目なのではないかしらということを、今日は申し上げたいのです。
そして、それぞれの部長さんがそれぞれ苦労されて、自分のところの市民活動、地域活動のいろいろな謝礼とか手当とか、それをどうするかなというふうにお考えいただくのも、もちろんやっていただきたいのだけれども、そこに1つきちんと筋を通していただくのは、小美濃市長の役割なのではないですか。でないとばらばらになってしまうし、これはここだけ、コミセンだけやればいいとか、テンミリオンだけやればいいという話ではないですから。さっきもキャンプのサポーターの方の話も出ました。そういうのっていっぱいあるのだから。
今回、私は保護司の話とか民生委員の話とか、一応例として書きましたけど、とても書き切れるものではないですから、市長。これを全部資料請求しようなんていったら大変なことになってしまうので。そういうふうに認識しておりますので、今日は細かいところには立ち入らないのですけど、今日これを取り上げたのは、やはり小美濃市長に、全体を見渡して、一本筋が通るような、そういう骨の部分は小美濃市長に考えていただけないでしょうかと、こういうお願いなのです。一つ一つはそれぞれの部署で考えて検討して、妥当なものにしていただくしかないのだけど、そこはいかがですか、ちょっと御答弁お願いしたい。