13299◯市 長(小美濃安弘君) まだ設計が固まっているわけではないので、確信的なことが申し上げられないのですが、ただ私も自分でやはり図面を引いてみて感じたことは、基本計画の中には子ども関係のものもございます。もともと母子保健の部分を保健センターが担っておりましたので、その母子保健と親和性のあるものを造っていくこと、これは重要なのかなというふうに思っているのです。
今はまだ国からの要請では義務化はされておりませんけれども、そのうちやはりこども家庭センターもどこかに造らなければいけないということを考えていくと、児童福祉とこども家庭センターの親和性、そして乳幼児健診との連携等を考えると、やはり保健センターの意義というのはあるなというふうに考えています。さらにその中には老成人健診の機能もあるわけでございまして、様々な健診を含め、武蔵野市民の健康を守っていくという施設として、保健センターは一つあるかなと。
図面を引いているといろいろなことが分かってくるのです。そこにどういう機能が必要で、どういう動線が必要でということが分かってまいりまして、なるほどと思いながら、久々に建築みたいなことをやってみました。
最新のという話になりますと、まさしく今これから児童福祉、乳幼児健診、そして老成人健診、それがミックスしたものが、かつてよりは相当進んでいるなというふうに思っています。最新かどうかは機器の種類によって変わってくるのかなというふうに思いますので、そういう機能の中で、機器を新しくすることで最新の検査体系を守っていくというのも、今回の保健センターの一つの大きな役割かなというふうに思っております。
詳しくはきちんと図面ができてから、全協がまた10月にもございますので、そのときに御説明させていただきたいなというふうに思いますが、1階は比較的フリーなスペースとして私は考えたいなと思っておりますので、先ほど議員のおっしゃった福祉的な避難所という件につきましても、検討の余地は十分にあるかなと思っています。