13325◯7 番(本多夏帆君) ありがとうございます。おおよそ全体的に前向きな方向性でやっていただけるということだというふうに受け止めておりますので、数値目標とか、はっきりさせられるところはしっかりやっていくということでお願いしたいと思っております。私たちも正しい、やはり正確な情報、データを基に議論したいというふうに思っておりますので、その情報提供についてもぜひお願いしたいと思っております。
そうしましたら、大きな1番のところに戻りたいというふうに思っております。これはもう全体的な問題提起ということで、これからこういったことをやはり議論していかなくてはいけないという提案については、受け止めていただいたのではないかなというふうに思っております。
私の切り口はちょっと変わったことで、今回は営利と非営利という切り口をさせていただいたのですけれども、例えばですが、私たち働いている世代が、ではまちのことに関わろうと思ったときに、もうとにかく時間がないわけです。もう朝から子どもたちを送り出して、昼間は会社で働いて、夜、保育園に迎えに行って、御飯を食べて、お風呂に入って寝る。土日はといったら学校の行事がある。そういったことについて、とにかくもう時間がないというふうになっているわけです。
その中でも、ではまちのことに関わりたくないのかと言われると、そうではないわけです。かなりの、私の周りがというところもあるかもしれませんけれども、何かやりたいとか、まちのことに関わりたいとか、プロボノもそうですけれども、興味があるという方もたくさんいます。そういう方々が、では何でたどり着けていないのかというふうに、やはり考える必要があると思うのです。そこがライフスタイルの変化だと思います。
今回はコミセンの窓口の報酬の話が出ていたので、そこを結構取り上げてしまったのですけれども、では例えば私がコミセンの窓口業務をやろうというふうに考えたら、そこでテレワークさせてもらえるのだったら、やれるという話になるわけです。発想の一つですけど。ではそれを仕事をしながらとか、何かをやりながら、そういったことを子どもたちと一緒に、自分の子どもを連れてきて、そこで面倒を見ながら窓口業務をやるというのだったら、私はそこのコミセンの窓口業務をやったことはないので、全てを理解できていないのは分かっているのですけれども、何かをやりながら、ではサポート的なことだったらできるかもしれないというふうに思うわけです。
ではそれだったら、そんな最低賃金より高いお金は要らないというふうに思うかもしれない。だけどここの辺りが、やはり整理をしていかなくてはいけない。ある種今回は、何が駄目なのかという話をしたのですけど、根拠がよく分からなくて、やっては駄目だと基本的に言われるわけです。でもそれは一体どこでどういうふうにそうなったのか。逆に言ったら時代が変化して、それはやってもいいというふうに変えられることもあるのではないかなと思っているわけです。
なので、プロボノのことでもそうだと思うのですけど、何かをやりながらそこに関わる。逆に、そういうスキルを持った人が、窓口業務をやりながら自分の仕事もしていていいというふうに言われるのだったら、恐らくできるわけです。そこに窓口の報酬は乗ってくるわけです。それをやりながらホームページの助言をするとか、そこでもはやホームページを更新してもらうとかということもできると思います。でも、それは窓口の人たちはお金が出ているけど、プロボノの人たちは外からやってきて、ちょっとお金はないみたいな。
何かやはりこの辺の整理がうまくつかないなということと、前提となっている、今こういう業務になっているから、こういうルールだから、外からお願いしなければいけないみたいに、やはりなってきてしまっている。関わろうと思っているけど、関わりにくいとか、関われないと思っている人たちが、ある種そこはボランタリーの精神を持っていたとしても、もうできないというふうにやはりなってしまっているという、すごくその意味では、自主性も自発性もあるのだけど、やれないとなってしまっている。
ここはすごく溝になっているところなのではないかなというふうに思っているのですが、ちょっとまたざっとした質問にはなってしまいますけれども、今回切り口として営利、非営利ということだったり、これまでのルールの中では、若い世代の人たちがなかなか関われないとかといったこと、そういったところについて、今後ぜひ議論を深めていただきたいなと思っているのですけれども、市長の今のお考えをお聞かせいただきたいと思います。