13333◯教育部長(真柳雄飛君) 私からは、大きな2番の、まず2番のところからお答えをいたします。不登校児童生徒のメタバースの活用についてでございます。
不登校児童生徒のメタバースの活用については、今年度、近隣3市で、文部科学省の実証事業である教育メタバースを11月から試行する予定でございます。この試行の成果や課題を検証し、今後のバーチャル空間での不登校対策について検討していきたいと思っております。
次に、大きな4番、猛暑での学校活動、教室等におけるエアコンの必要性についてでございます。
まず4の1、熱中症や気温に起因する体調不良の状況についてでございます。今年度教育委員会に上がった報告では、夏季休業中の部活動にて、午前中に校庭で行われた活動中、頭痛などの不調を訴える事例が、1件でございますが、ございました。症状発生後、日陰での休息、また水分補給、保護者への連絡を行いまして、病院への救急搬送をしましたが、病院の到着後には回復をして、特に診察等はせずに帰宅をしたというふうに聞いております。
次、4の2でございます。暑さに関する問合せや、その内容及び回答についてでございます。教育委員会に対して暑さ対策に関するお問合せがございました。問合せについては、事前に学校に対して、適切な水分補給、暑さ指数による活動実施の判断、屋内や登下校での事故の周知などを通知したこと、またエアコンのないスペースでの活動については、現場を確認して対応を検討する旨お答えしております。
4の3です。エアコンのない屋内での活動についてお答えをします。多くの活動において、エアコンによる適切な室温管理の下、教育活動が行われておりますが、一方で、例えば武道場など、一部エアコンがない場所で部活動が実施されております。実施の際は、エアコンによる室温調整ができる隣の部屋、隣室から扇風機などで風を送る、事前指導として水分補給のため水筒を身近に準備させる、熱中症対策として塩分補給タブレットを常備しておくなどの対処をしております。
4の4、学校におけるエアコンの整備についての御質問ですが、児童生徒が授業で日常的に使用する部屋について優先的に設置をしてきました。限られた予算の中で使用頻度や運用状況などを精査して設置をしているところでございます。
4の5、学校における暑さ対策の御質問ですが、各校で暑さを測定しつつ、決して無理はしないこと、小まめな休息、水分補給を取ることが重要であり、各校にも周知徹底してきているところでございます。
以上です。